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押さえておきたい韓国ドラマは?【前編】
この数年で韓流にハマった友達から
押さえておくべき過去の名作ドラマって何?
と聞かれて、考えてみました。
ちょっと古いところから始めていきますと、
まずはこれ
●『砂時計』95年
これはもう韓国ドラマの金字塔ですから外せないですね。
今見たらそれは古い画面だと感じるでしょうが、
それでも社会派の名作です。
随分前ですが、取材した韓国のドラマ監督に
「『砂時計』のようなドラマが撮れたら死んでもいい!」
と熱弁をふるわれたことがりましたっけ。
※『砂時計』ドラマの解説はこちら
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「韓国社会の変化が分かる韓国ドラマ(前)」
●『星に願いを』97年
これは中国大陸に韓流ブームを巻き起こしたきっかけのドラマ。
日本が『冬のソナタ』だったとしたら中国はこの作品だったんですよね。
なので、日本でいうペ・ヨンジュン的立ち位置に中国ではアン・ジェウクが
立って、中国進出を果たしていきました。
私もこの作品から韓流にどっぷりハマリましたので個人的にも外せないです。
※『星に願いを』ドラマの解説はこちら
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②善キャラだって負けない女同士の争い
⑱仕事よりも愛を選ぶ男たち
●『青春の罠』99年
これはもはや文学的な香りすら漂う復讐の悲哀を描いた人間ドラマです。
「あなたをぶっ壊してやる」とヒロインが言うセリフは今でも韓国ではよくパロディーに使われるくらい基本のドラマです。
※『青春の罠』ドラマの解説はこちら
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●『秋の童話』2000年
これはアジアで3億人が泣いたという触れ込みの、ユン・ソクホ監督の四季シリーズの原点。台湾や香港はこのドラマの大ヒットが韓流ブームを大きく後押ししました。
※『秋の童話』ドラマの解説はこちら
●『冬のソナタ』2002年
言わずと知れた日本に韓流ブームを起こしたドラマなので、まだ見ていないという人はやはり見ておいた方が良いですよね。日本人はこのドラマのどこにこれほど惹きつけられたのか、一つの文化論が構築されうるドラマでした。
※『冬のソナタ』ドラマの解説はこちら
関連記事→ 『冬のソナタ』シンドローム
●『ロマンス』2002年
女教師と生徒の恋を明るく切なく描いてキム・ジェウォンを大ブレイクさせたドラマ。
今では年上女子と年下男子のカップルは日常茶飯事ですが、『ロマンス』は年下男子ものの初期を代表するヒット作です。
※『ロマンス』ドラマ解説はこちら
●『明朗少女成功記』2002年
男が女を守るもの~という概念を覆し、大ヒットを記録したラブコメディー。
チャン・ヒョクとチャン・ナラがブレイクしました。
※『明朗少女成功記』ドラマ解説はこちら
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【後編】に続く
2017年8月11日執筆