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イ・ドンウク氏のファンミを見て②

前ページからの続きです。

以下は、2012年11月30日のブログ記事の再掲です。

(C)衛星劇場

イ・ドンウクさんをお迎えしての、衛星劇場の番組
「田代親世の韓流総決算2012」の公開収録が
先日無事に終わりました。

会場は初めてドンウクさんに会いますという方が多くて、
『女の香り』からファンになった人が多いんだな
という印象を受けました。
長崎や四国からいらしている方もいて、
会場は熱気にあふれていましたね。

で、いやあ、イ・ドンウクさん面白かった!
正直、こんなに面白い収録になるとは
予想だにしていなかったので、
ホッとしたというか、嬉しかったです。

実は始まる直前に、前もってご挨拶に伺った時、
私は、彼が日本で最初のファンミーティングをやった時、
もう5年ぐらい前になるのですが
司会をしたことがあったので、
番組をスムーズに進めるために
親近感を覚えてもらおうとそのことを伝えると、
あっさりと
「覚えてます」というのですが、
その言い方があまりにもそっけないので、
逆に「本当かいな!」と思えて心の中で笑えてしまったのです。
それで、その様子を見ていた他のパネリストともども、
「わぉ、あの反応面白いね!」と、
始まる前からテンションが上ったのでした。

イ・ドンウクさんは、淡白で、
話し口調がそっけなくて愛想なしなので、
一見すると、不機嫌なのかしら?
と誤解しそうなのですが、
飾り気がないというか、率直というか、
そういう性格なんですね。
でもそれがわかると、その愛想の無さというか、
そっけなさがなんだかいちいちおかしくて。
真顔でしれっと冗談言うし、
逆に、思ったことがそのまま言葉になっている、
裏表のない男気のある人なので、
好感度がグングン上がってしまいました。

年齢の上の人に対して丁寧で、
仰々しく敬うという韓国スターのイメージがサラリと覆され、
あ、でもマナーが悪いわけではなくて、
男の子っぽく、あっさりとそっけないだけなんです。
返事は大きな声で力強く、言動が、スパッ、サパッという感じで、
もう本当に新鮮ですわ。

客席に手を振るときも、「いつまで振ってればいいんですか?」と
言いながら気だるそうに振ってるし(笑)。
もう本当に媚びがないから面白い。
そういうところ、ファンの方にはもうおなじみなのでしょうが、
イ・ドンウクさんには不思議に虜になる魅力がありますね。

番組が終わって、
「私達は楽しかったですけど、ドンウクさんは大丈夫でしたか?」
とたずねると、
「楽しかったです!うまくキャッチしていただいて、さすがベテラン」と
少し彼なりに愛想を出してきてくれたところで(笑)
もう一度、
「本当に初めてのファンミでお会いしたこと覚えていたんですか?」
と聞いてみたら
「覚えてましたよ。疑ってたんですか!?」
と言われてしまいました(笑)。
「だって言い方があまりにもそっけないからおかしくって」
と言ったら、
「もともとそういう性格なんです」と。
確かに、彼なら覚えてないことは覚えていないとはっきり言いますわね。
何を聞いても嫌がらずに
適当に流したりせず真摯に気さくに答えてくれて、
知れば知るほど、とっても好印象の人でした。
イ・ドンウクさんは「強心臓」という、
韓国でも大人気のトークバラエティーの
司会をしているのですが、
その番組の中でも、仲の良い俳優友達のイ・ジヌクさんから
「男っぽくて口調が荒っぽいところがあるから誤解されることも多いけど、
とてもいい奴」
と言われていたのですが、まさにその通りだなあと実感しました。
実際、誤解されることも多いみたいですが、
だからといってその誤解を解こうとも思わないタイプらしく、
「どう思われても構わないです」と。
人目が気になりがちな俳優という職業についている人にしては
珍しい性格かも。
そのマイペースさもかっこいいです。


でも、実はいろいろと深く配慮もしている方で、
「強心臓」では、とにかくゲストの方にリラックスして臨んでもらおうと
必ず自分から一人ひとり楽屋を訪ねて挨拶しているんです…とか、
ゲスト全員にうまく時間が行き渡るように気を配っているとか、
自分が俳優だから・・・と言って恥ずかしがってしまうと
ゲストも引いてしまうので、番組の中で「やれ」と言われれば
なんでも頑張ってやっていますと言ってましたし、
そんな話を番組終了後にも真摯に語ってくれる場面もあって、
なんだかとっても気持ちの良い青年でした。

そういえば、収録後に、あまりに男っぽい人だったので、
「かわいい」って言われるのはあまり好きじゃないですか?
と聞いてみたら、
「そんなこと無いですよ、前向きな言葉だから」
と言ってました。
「でも韓国の俳優さんは男らしく見られたい人が多いので、
かわいいより男らしいって言われたがる人が多いですよ」
「いや、みんな内心は嬉しがってると思いますよ、表に出さないだけで」
と言ってました。

会場にいたお客さまも最初は彼は不機嫌なんだろうかと
一瞬びっくりした方もいたようで、
確かに、イ・ドンウクさんのあの綺麗なすまし顔で
無表情に冗談言われても、最初面くらいますよね(笑)。
不機嫌なんですか?って思っちゃいそうですが、
でもそのギャップが魅力です。

なにせ、
「ぼくは誰にでも、子供にも、動物にも
同じように接します!」と豪語してましたから。
本気で犬や子どもと喧嘩して
母親に止められることもあるらしいです(笑)。
という、知れば知るほどイ・ドンウクさんは
愛すべき人で、
スタッフ一同で彼のファンになった次第です。
あの面白さはクセになります。
====================以上再掲終わり

それ以来、さらに5年が経過して2017年、
今回のファンミで久々に生の姿を拝見して、
以前は、
裏表がなくてとても面白い人だけど、
ぶっきらぼうな部分が強くて、
ややもすれば誤解されてしまいそうなところも感じられましたが、
今回、ギャップの魅力は残しつつ、
でもわかりやすく優しい人になって、
さらに魅力を増したなあと感じました(^^)

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