ドラマ解説
タイトル | 乱暴<ワイルド>なロマンス |
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韓国放送年 | 2012年 全16話 |
演出 | ペ・ギョンス |
脚本 | パク・ヨンソン |
出演 | イ・ドンウク イ・シヨン オ・マンソク ジェシカ カン・ドンホ |
【 ドラマ紹介 】
『乱暴<ワイルド>なロマンス』は、乱暴者の野球選手と彼を守ることになった女性ボディーガードが織りなすラブコメディーです。
‘美しき乱暴者’ ‘野球するヤクザ’ と揶揄されてしまうトラブルメーカーの野球選手、パク・ムヨル(イ・ドンウク)。そんな乱暴ものを守る羽目になったのが、ムヨルのことが大嫌いというアンチファンの女性のボディーガード、ユ・ウンジェ(イ・シヨン)でした。
お互いに「天敵!」くらいに思っていたのにいつの間にか情がわき、気づいてみれば恋心が芽生えていて…という王道なラブコメ展開に加えて、このドラマの面白いところは、ムヨルに対するストーカーの存在が緊張感をもたらして、登場人物たちの心の闇をそっと刺激していくというところです。
妬み、寂しさ、嫉妬心、普段は目を背けていた自分の感情に気付かされていく人物たち。ラブコメとミステリーを掛けあわせた面白さで、熱狂的マニアファンが続出しました。
『女の香り』で多くの女性ファンの心をさらったイ・ドンウクが、ここでは奔放で傍若無人の裏に必死で野球を愛している男に扮して母性本能をくすぐります。
背の高いイ・ドンウクが小柄なイ・シヨンの頭をくしゃくしゃと撫でてからかったり、「コルトン!」(バカ女)と呼ぶ姿に萌える女子も多く、この遠慮のないワイルドなカップルぶりが人気でした。
イ・シヨンがボーイッシュで恋愛ウブなボディーガードに扮してキュートな魅力を見せています。
他にも『きらきらひかる』で優しい法学生を演じたカン・ドンホがまるでサイボーグのようにクールな室長を演じ、オ・マンソクが頼り甲斐のある兄貴分を、『ペク・ドンス』で若き正祖を演じたホン・ジョンヒョンがミステリアスな学生を演じていて、そんな一人ひとりのキャラクターが見事に生かされ、すべてのエピソードに意味付けがされたドラマになっています。
また中盤から、当時少女時代のメンバーだったジェシカもメインの役どころで登場。主人公二人のロマンスに波乱を呼び起こしていきます。
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