ドラマ解説
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タイトル | ホテルキング |
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韓国放送年 | 2014年 全32話 |
演出 | チェ・ビョンギル チャン・ジュノ |
脚本 | チョ・ウンジョン |
出演 | イ・ドンウク イ・ダヘ イム・スロン ワン・ジヘ イ・ドックァ |
【 ドラマ紹介 】
<ドラマ概要>
『ホテルキング』は、イ・ドンウク主演、
高級リゾートホテルを舞台に
複雑な運命で結ばれた男女の愛と復讐の物語です。
孤児だったのをある男に拾われ、
自分と母親を捨てた父への復讐のため
ホテル会長である父の座に取って代わろうと優れたホテルマンとなり、
虎視眈々と機会を狙ってきた主人公チャ・ジェワン(イ・ドンウク)。
あと一歩というところで、ターゲットだった会長が
ホテルのプールに落ちて亡くなり、そのあとを継ぐために海外留学から
戻ってきた会長の一人娘(イ・ダヘ)とホテルの覇権を巡って
対立していきます。
父への復讐というハードな展開の中に、
敵対していたはずのヒロインから愛されるようになり、
彼女が見せるかわいい嫉妬をはさむなど、
序盤はシリアスな話とラブコメが重なりながら話が進みますが、
そのうち幾重もの秘密が明らかになる、怒涛の展開となっていきます。
<見どころ&感想>
このドラマで私が一番好きなのは、人間味のない厳格な男と
軽くて派手なお嬢さまというカップリングです。
イ・ドンウク演じるジェワンは、過酷な少年時代を送り、
復讐のため、“ホテルの怪物”との異名をとるほどの完璧な支配人と
なっていますが、まるで感情を押し殺しているかのように無表情で
無機質な仕事人間。
そんな彼が、韓国のパリス・ヒルトンと呼ばれる
お騒がせのお嬢様であるものの、愛らしくて
男の心の傷を癒してくれるヒロインに接し、
愛してはならないと自分を戒めながらも
どうしようもなく惹かれていくという、
やせ我慢を展開するシーンが胸キュンポイントです。
鉄仮面だったジェワンの顔がホロリホロリとほころんで、
貴重な笑顔を見せていくシーンにトキメクと同時に、
幸せを前にすると障害が立ちはだかっていくジェワンの
あまりの不憫さに胸が痛みます。
なにも寄せ付けないようなイ・ドンウクの冷たい顔が、
子犬のような母性本能を刺激する表情になるギャップにも心をつかまれます。
出生の秘密に復讐、そこにラブコメや、禁断の愛かも?という、
盛りだくさんの要素が「これでもか、これでもか」と入ってくる、
韓国ドラマ要素満載の作品です。
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