ドラマ解説
タイトル | オクニョ運命の女(ひと) |
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韓国放送年 | 2016年 全51話 |
演出 | イ・ビョンフン チェ・ジョンギュ |
脚本 | チェ・ワンギュ |
出演 | チン・セヨン コ・ス キム・ミスク チョン・ジュノ パク・チュミ ソ・ハジュン チェ・テジュン |
【 ドラマ紹介 】
<ドラマ概要>
『オクニョ運命の女(ひと)』は、『宮廷女官チャングムの誓い』や
『イ・サン』『トンイ』など、日本に韓国時代劇ブームを巻き起こした
立役者イ・ビョンフン監督の作品で、監獄で生まれた
ひとりの天才少女の波乱万丈な人生を描く歴史長編大作です。
<見どころ&感想>
これまでのイ・ビョンフン監督の作品では実在の人物を主人公に据えて、
多くのフィクションを取り混ぜてストーリーを作っていましたが、
実際の人物だとどうしても結末の予想がついてしまうということで、
今回は予想がつかないものを作る!という意気込みで、
なんと朝鮮時代の監獄 ‘典獄署(チョノクソ)’ を舞台に、
わけあってチョノクソで生まれ育った天才少女という
ユニークなヒロインを誕生させました。
チョノクソで生まれた少女という意味で
チョノクソで生まれた少女という意味で
「獄女=オクニョ」と名付けられたヒロイン(チン・セヨン)は、
チョノクソで下働きをしながら
個性豊かな囚人たちから法律や語学や占い、
風水、武術まで、人生のあらゆることを学び吸収していきます。
やがて母親の死の真相を探るため、
警察組織で働くことを願うようになり、
それをきっかけにして様々な陰謀に巻き込まれていきます。
そんなオクニョの人生に大きくかかわってくるのが、
元諜報部員で20年も監獄暮らしをしているパク・テス(チョン・グァンリョル)、
父親に捨てられ、冷めた目で世の中を見ている
ミステリアスな魅力を持つ商団の長(おさ)ユン・テウォン(コ・ス)。
そしてパク・テスの孫で武官のソン・ジホン(チェ・テジュン)。
この3人の男性との出会いがオクニョの運命を動かしていきます。
王さまの明宗(ソ・ハジュン)も加えて、
登場する主要男性陣はみんなオクニョを好きになるので、
恋模様がどうなるのかも気になるところです。
ヒロインは架空の人物ですが、
時代背景は13代王明宗(ミンジョン)の御代。
この時代は妓生から権力者の妾となり王妃の側近となった
朝鮮王朝三大悪女の一人チョン・ナンジョンと
その夫ユン・ウォニョンが権勢をふるっていましたから、
既にこのあたりの歴史を描いたドラマをご覧になっている人にとっては、
史実とヒロインをどのように絡めていくのか
その描き方も興味深いでしょう。
ともかく、オクニョがそんな巨悪に翻弄されながらも、
まっすぐな心と秀でた才知で仲間を増やしながら
立ち向かっていく活躍ぶりが見どころです。
なにせ幼いころから様々な技術を身に着けて育った
多才な女なわけですから。
夢に、愛に、そして弱き者たちのために奮闘していくヒロインの
サクセス・ストーリーです。
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