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ミュージカルツアー
またまた行って来ました【韓国ミュージカルツアー】①
昨年クリスマスに行ったツアーの
いわばアンコールツアー的な位置づけの今回の旅、
『ジキル&ハイド』と『エリザベート』という
チケットの取りにくい人気演目を今回も
見てきました!
今回の参加構成は、
初参加の方が12人、
リピーターさんが6人でした。
うち3人は12月にもお越し下さった方々で、
もう一度観たくて~と再参加してくださいました(^^)
こうした慣れているリピーターの方が
初参加の方をフォローしてくださるので
ありがたいんですよね!
初日の8日は4時半にホテルロビーに集合して
12月に行ったのと同じレストランへ。
このビルの2階にある韓定食の店「サンドゥルヘ」です。
(このお店について紹介している前回の記事はこちら)
で、ちょうどこのとき道路で映画の撮影をしてました。
運転席に男優さんが乗っていましたが、
残念ながら顔は見えなかったですね。
撮影に遭遇するなんて、
皆さん初っ端からテンションが上がる体験でした^^。
そして毎度おなじみの作品解説です。
手作りの人物相関図で
まず登場人物の人間関係を把握していただき、
物語の詳細語りへ~。
そして、いざ劇場へ!
初参加の方はこの大型バスにも驚いていました^^
バスで移動できるってなんて楽なんだろう~と
実感できる瞬間ですね。
とくに冬は外が寒いからありがたいです~。
そしてこの日のメインイベント!
レジェンド、チョ・スンウの『ジキル&ハイド』です。
韓国で『ジキル&ハイド』は2004年の初演から大人気で
繰り返し上演されてきた演目ですが、
その人気の立役者が、
初演から何度も主演を務めて来たチョ・スンウ、その人なのです。
チョ・スンウは映画の『マラソン』『インサイダーズ/内部者たち』を始め、
ドラマでも『馬医』や『秘密の森』、最新だと『ライフ』など
お茶の間でもおなじみなので大衆的な人気もすごく、
とにかくチケットが取りにくい貴重な舞台です。
事前の解説で、
ハイドに変身したジキルとルーシーという踊り子が
絡み合うシーンは私の個人的な見どころポイントです!
とお伝えしたら
皆さんその場面は全員オペラグラスでガン見するので、
あまりオペラグラスを使わない韓国観客の中にあって
センターの横1列全部が
一斉にオペラグラスを覗いている図というのは
けっこう目立って笑えたと思います(爆)
で、この日のチョ・スンウが素晴らしかったです。
私は12月も見ていて、その時も、
色気があるし、
細やかな表情変化を見せる芝居が面白いし、
さすがチョスンウだなと感じましたが、
今回はそこからさらに歌も演技も磨きがかかっていたんですよ。
12月にも見たリピーターさんたちと顔を見合わせて
幕間に「すごくなってる~!」と
興奮冷めやらぬ感じ。
「あ~やっぱり見に来てよかった~!」
と大感激してました。
哀愁が感じられる湿り気と微妙にハスキーになる歌声。
ほころぶ笑顔がチャーミング。
オープニングからこんなに飛ばして最後まで持つのかな
なんて思ってしまったほど。
でも最後まで声の伸びがよくパワフルでした。
そして、ちょっとした仕草が格好いい!
ずっと表情を追っていたくて双眼鏡が手放せなかったです。
絶賛されてるベテランなのに、
まだ伸びしろがあったとは‼
さらに高みに行ってすごいです!
これだから生の舞台は通わないとだわ~と実感。
初めての方も、そんなハイレベルの舞台だったので大興奮!
「すごかった~」という思いを吐露し合うべく
感想大会へなだれ込みました。
時刻は既に夜の11時30でしたが、
晩ごはんをあれだけ食べたのに、
すごい舞台を集中して見ていたせいか、
おなかが空くんですよね。
というわけで、
普段だったら夜中にあるまじき行為ですが(^-^;
今は祭り中だから~と自分に言い訳して
チキンとじゃがいものジョン、そしてマンドゥを注文して乾杯~!
今回はここでようやく皆さん自己紹介をして
「あ、同じ人のファンだ!」
ということが判明してました(笑)
初めて韓国ミュージカルを見た方は
迫力の舞台に衝撃で度肝を抜かれてました。
翌日にはまた毛色の違う『エリザベート』と
キャスト違いでホン・グァンホの『ジキル&ハイド』を
見るということで、
最終的な感想は翌日に持ち越しです~。
次の日のレポに続く…
2019年2月11日執筆