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韓流
インターナショナル・ユース・メディアカンファレンス
「田代親世の韓国エンタメナビゲート」
にようこそ!
(田代親世のプロフィールは こちら)
※大桃美代子さん、仁川広報大使のよすみまりさんと
この2カ月ほど怒涛の忙しさだったので
アップするのが遅れて
ひと月以上経ってしまいましたが
これから順次ブログをアップしていきます!
まずは、
8月29日から31日まで、
仁川で行われた
「インターナショナルユースメディアカンファレンス」
に参加してきました。
日本を始め、
カンボジア、ベトナム
中国、ウズベキスタン、
カザフスタン、ラオス、マレーシア
フィリピン、ロシア、スリランカ、
タイなど13か国から
およそ30人あまりのジャーナリストが集まる
仁川にある京仁放送が主催する
国際色豊かなカンファレンスです。
タイトルに「youth」ってついてるけど
私が参加しても大丈夫かしら?
と心配しましたが、
顔触れを見たら大丈夫でした(爆)
<西海(黄海)平和協力時代メディアの役割>の主題で
初日は昼過ぎに仁川のホテルに集合して
まず江華島の観光からです。
仁川のホリデインホテルから
バスで走ること約1時間半。
江華島の平和展望台です。
直前までどしゃ降りでしたが、
着いたとたんに晴れて
もっとも近いところで
2キロくらい先に北朝鮮を
はっきり見ることができました。
望遠鏡だと
対岸にある家屋がきれいに見えます。
目の前に横たわる黄海には
北朝鮮との境界線があり
韓国の北方限界線(NLL)となっています。
陸上の38度線と違って
北朝鮮の同意なしに引かれた軍事境界線のため、
それに納得していない北朝鮮が海上侵犯してきて
これまで南北の衝突が何度も起きてきた場所。
その中でも延坪(ヨンピョン)海戦のことは
キム・ムヨルやヒョヌ、チン・グらが出た映画
『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』で描かれています。
そんな緊張感の高い場所でしたが、
今年4月の「板門店宣言」で、
ここを今後は平和水域にしていくことになっています。
カンファレンスのメインは2日めで、
ホテルのボールルームで午前中から4時半まで
スピーカーたちの話を聞きました。
今回のテーマは
<「西海(黄海)の平和協力時代」のメディアの役割>
前日に見学してきましたから、
北朝鮮が目の前にある仁川が
今この時期にこのテーマを取り上げるのも
実感を伴います。
なので、
それにちなんだゲストによる
基調講演や、
東チモールやアフガニスタンなどの紛争地域を取材してきた
ドキュメンタリー番組の女性PDや
DMZの写真を撮り続けているカメラマン、
外国メディアを代表して、
キルギスタンやカンボジアのニュースアンカーによる
外国メディアから見た韓半島の平和について
などのスピーチがありました。
※左上の2ショットはカザフスタンのアンカーさんと
北朝鮮との関係が
ようやく雪解けを迎えそうなこの時期、
やはりメディアがどのように伝えていくかが大切です。
メディアにとっても
この時期ならではの
新たな役割を模索することが求められますね。
カンファレンス終了後は
仁川の月光公園で行われている
松島(ソンド)ビール祭り会場で
ビールとチキンで乾杯〜!
その後は松島のショッピングモール見学をして解散。
最終日は、
仁川の中でも最先端都市の
松島(ソンド)観光です。
Gタワーや
コンベンションセンター
キョンウォンジェホテル
などの見学をして
運河を移動する
水上バスに乗りました。
※写真は各国のジャーナリストたちと!
まだ次つぎと
マンションやビルが建設中で
仁川はこれからの発展が
大いに期待されますね。
関連記事:だから仁川ツアー①江華島 に続く
2018年10月11日執筆