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ミュージカルツアー

解説付きミュージカルツアー vol.5ご報告!

 

2015年の11月に初めて開催してから今回で5回目。
今年としては1月に続いて2度目となる
私の解説付きの韓国ミュージカルツアー。

今回は『フランケンシュタイン』と『笑う男』という
韓国が生み出した大型創作ミュージカルの二本を
ご覧いただく内容で、
20人の方にご参加いただきました。

 

ですが、
直前でお一人体調不良でキャンセルされたので
19人+私の、総勢20人のツアーになりました。

 

現地集合・現地解散ツアーなので、
イテウォンのホテルのロビーに
夕方5時に集合。

 

ホテルすぐそばの焼き肉で有名なお店で
夕食会からスタートです。

 

今回はリピーターさんが9人
初参加の方が10人とちょうど半々です。

 

まずは自己紹介タイムです。
それぞれの趣味趣向を表明してもらい

「あ、好きな人が同じ!」的な、

皆さんの会話の糸口にしていただき、
初めての方も自然に会話に溶け込んで
既に賑やかな夕食となっていました!

そしてこの後に観る『フランケンシュタイン』の解説をして、
劇場がすぐそばなので、皆で歩いて移動です。

 

ツアーで見たのは
チョン・ドンソク×パク・ウンテ ペアです。

ミュージカルは予習が大事なので、
前もって参加者の皆さんには
これを聞いておくといいですよ~と
耳になじませておいた方がいい楽曲を
お知らせしていたので
全く初めて聞くよりは、
音楽にもとっつきやすかったかと思います。

 

そして見終わった感想は…

 

・主演の2人とも美しい~。

 

・背が高くて見栄えがしてかっこいい~。

 

・チョン・ドンソクがあの長身でロングコート翻すの
たまりませんね~

 

・歌の迫力がすっごーい。

 

・一幕と二幕で一人二役になる変わりようがすごくてびっくり

 

第1回のツアーでも『フランケンシュタイン』を見た方は、
「前に観た再演版と少し違ってましたね、違いがわかりました!」と
おっしゃっていました。

 

そのまま近くのカフェで感想大会になだれ込みました。

 

舞台を見る前に詳細にストーリーの流れを語りましたが、
最後の最後は舞台で見てくださいねと振ってあったので、
「最後のセリフはなんて言っていたんですか?」
という質問に答えたりして。

色々と深読みができる作品ですよね~

などということなどを語りながら、
この日は翌日もあるので12時過ぎに切り上げ
ホテルに戻りました。

 

 

今回参加者のお1人に、
日本に住んでいらっしゃる韓国人の方がいらして
ツアーの前日から前乗りして、
知り合いのキッチンスタジオで
ケーキを作ってツアー参加者の皆さんにプレゼントしてくれました。

可愛いでしょう~♡♡

土台は人参ケーキだそうで、

それを皆さん、
「うわぁ~キレイ、もったいなくて食べられないかも~」
と言いながら
私はこれにする~、じゃあ私はこれ~と
きゃぴきゃぴと楽しそうに選んで
それぞれお部屋に持ち帰りました。

私は朝ごはんにいただきました。
甘すぎずとっても美味しかったです!(^^)!

 

2日目は11時にホテルのロビーに集合。
バスで芸術の殿堂に近い食事場所に移動して
ちょっと早めのお昼を~。

お刺身や辛みのある海鮮チゲメインの食事をしたあと
『笑う男』についての解説タイムです。

『フランケンシュタイン』は日韓を通じて
見たことがある方が多かったですが、
『笑う男』は世界初演なので皆さんにとって初めて。

それだけにどんな話なのか、いっそう食い入るように
解説に耳を傾けてくださいました。

私も10日の初日から3回連続で通って見て
いろいろと調べたりもして
ようやく詳細な解説ができるようになりました。

 

そしていざ芸術の殿堂へ。

パク・ヒョシン×ヤン・ジュンモ 出演回です。

『笑う男』は、
とにかく美術セットは豪華だったり幻想的だったりして
多様な魅力で魅せてくれますし、

なんといっても当代一歌が素晴らしいのではないかと思われる
パク・ヒョシンの凄い歌声を生で体験したのが大きかったですね。

ほかの演者たちも皆とっても上手いし、
もの悲しい話ではありますが、
明るいトーンで進み、舞台も派手なので見やすいようで、
皆さん見終わってからもしばらく『笑う男』の余韻に浸っていて
なかにはボロボロ泣いてしまう方もいたり
皆さん口々に
「もう一度見たい!」とおっしゃるほど
反応がすごく良かったです。

この後は自由行動なのですが、

そのままキャスト違いで『笑う男』を見る組と

2度目の『フランケンシュタイン』を見るチーム、

ちょうど日本の俳優、野島直人さんが出演している
『パルレ』を見に行く方

『ノートルダム・ド・パリ』に向かう方

お友達と会う方などなど

それぞれに別れました。

 

私は『フランケンシュタイン』を見るチーム12人を率いて
ブルースクエアへ。

 

この日は本来は

リュ・ジョンハン×カイ ペアのはずだったのですが

前日に急にカイさんの声が出なくなってしまい
パク・ウンテさんにチェンジしていました。

でもこのペアが今回の組み合わせで
一番人気のペアなんですよね。

しかしリュ・ジョンハンさん、
一幕ラスト近くの叫びながら歌うところで
声が少しかすれたりして
あ、今日は調子がよくないんだなと思いました。

やはり終わってからのファンへのごあいさつで
「今日は本調子じゃなくて申し訳ないです~」と
おっしゃっていました。
かなり体調が悪そうでした。

 

でも初めてリュ・ジョンハンさんの舞台を見た
ツアーの人たちは
「え~あんなにすごかったのに本調子じゃないの?」
とそっちにびっくり。

「じゃあ本調子ってどれだけなの~」と
絶好調の時に聞いてみなくちゃと言ってました。

 

パク・ウンテさんも風邪をひいているらしく鼻声で
やはり『フランケンシュタイン』が開幕してほぼ1カ月、
カイさんも含めて皆さん
ちょうど疲れが出て来る頃なんだろうなあと
思いました。

毎回絶唱だし、しかもものすごく叫んでいるから
見ていて、みんな喉大丈夫なのかなあと
心配だったんですよね。

しかし体調が悪くても
ハイクウォリティーを保つのですから
さすがプロですね。

 

とまあこんな感じで
この日は19人中17人がミュージカルのはしごをしました。

今回初めて韓国でミュージカルを観たという方も
何人かいらっしゃいましたが

ご意見として、

・韓国ミュージカルの素晴らしさを実感することが出来ました。

・しばらくは、「フランケンシュタイン」と「笑う男」の余韻に浸ります。

とか、

 

・俳優たちの歌唱力や演技に、
これかー、これなのね!と思いました

・驚きやら感動やら発見と、たくさんのものをいただき
このツアーでこれからの人生のスタート地点に立ちました!

 

とすごい感想を言ってくれる方もいて
それだけ韓国ミュージカル体験が
強烈だったということですね。

 

最初の第一印象が大事なのですが、
今回もすごい作品2作品を立て続けに見てしまい、
しかも皆で観て語り合うという
楽しい体験をしてしまいましたから、
怒涛の如くにハマってしまったわけです(笑)

 

今回も慌ただしかったですが、
ワイワイ賑やかで楽しかったです!
ご参加いただいたみなさまお疲れさまでした~!(^^)!

 

 

そして、

先日前振りをしましたが
8月にも同じ作品でツアーをやります。

その詳細は次の記事にて。

こちら へどうぞ~

 

 

 

2018年7月17日執筆

 

 

 

 

 

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