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釜山・テグ、韓方体験の旅~1日目
先週、釜山とテグへ
韓方とナツメ祭りを楽しむ旅に行ってきました。
『ホジュン』などの韓国ドラマを見ていると
東洋医学の神秘にものすごく心惹かれます。
脈診だけで様々なことがわかるし、
鍼を打てば病状も改善するし。
本当かいな~と思いながらも、
対処療法の西洋医学とは違う
そもそも病気にならないように未然に防ぐ
未病という考え方の東洋医学がいいなあと思えます。
その東洋医学の漢方を韓国独自に発展させたものが
「韓方(ハンバン)」なわけですが、
そんな韓医独自の考えに四象医学という体質医学があります。
『太陽人イ・ジェマ』という
チェ・スジョン主演のドラマがありますが、
そのイ・ジェマ先生が長年の臨床体験を踏まえて
体系化・構築したのが「四象医学」なるもので、
人間は4つの体質タイプに分けられるので、
それぞれの体質にあった治療を施し、
食べ物を食べて薬を処方するという韓国固有の漢方医学理論です。
どんな4つかというと
「太陽人」「少陽人」「太陰人」「少陰人」という分類になります。
一般に体に良いとされている食べ物でも、
この体質によっては合わなかったりして
具合が悪い時に元気になろうと良かれと思って食べたら
かえって具合が悪くなることもあるのですよね。
なので、ちゃんと自分の体質を知って、
身体の弱点を把握し、
自分に合ったいいものを取り、悪いものを避けて
上手く健康管理をしていくように活用するといいんです。
このことを知ってから、
いつか自分もちゃんと自分の体質を調べたいなと
思っていたのですが、
そんなことを口に出していたら
知り合いの美と韓方の先導師 橘亜美さんから
それなら良い病院を知っているから一緒に行きましょう!
と言っていただき、
テグで行われるなつめ祭りの時期に合わせて
行くことにしました。
今回の旅の仲間は私を入れて4人です。
釜山に到着した日がちょうど
釜山国際映画祭の開幕日だったので、
オープニング会場の「映画の殿堂」に立ち寄り
既に役目を終えたレッドカーペットを踏んでみました。
今年はチャン・ドンゴンと少女時代のユナが司会です。
会場の外にはモニターがいくつもあって
外からも中の様子が見られるようになっていましたが、
いかんせんこの日は寒かった~。
雨も降っていて底冷えする寒さ。
映画祭の雰囲気を楽しんだ後は
場所を、ヘウンデという
海岸沿いの駅に移って夕食を食べました。
ヘウンデ駅前もきれいに整備されていたり、
またいつも通っていた映画館ビルが無くなっていたりと
数年来ないうちに雰囲気が変わっていました。
「ソムンナンアムソカルビチッブ」という
12年くらい毎年プサン映画祭に通っていた時に
よく宿泊していたホテルの近くだったので
何度か行ったことがあるお店です。
前に来た時には
「昨日はイ・ビョンホン御一行が食べに来てたのよ」と
お店の人が言うほど
映画祭に来た俳優や監督たちにも利用されていたものですが、
今年は静かなものでした。
でも相変わらずおいしかったです~。
牝牛の肉だけを使っているそう。
最後には肉汁の中にじゃがいも麺を入れてたっぷりと肉汁を吸った麺を
美味しくいただきました。
もっちもちで、ちょっと甘味があって、
みたらし団子みたいな味でした。
仲間の映画ライターたちとも合流して
楽しい晩餐でした!
2017年10月19日執筆