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ミュージカル
プレミアムコンサート THE ONE 2017
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オム・ギジュン、ユ・ジュンサン、
ミン・ヨンギ、キム・ボムレ
いわゆる「オム・ユ・ミン・ボム」のコンサートが
10月1日にオペラシティーホールで行われました。
私はこの日の朝ソウルから帰国したので
夜の部を見に行きました。
純粋なコンサートというよりは
ファンミ的なゆるい感じを出しながら
4人ならではのわちゃわちゃしたやり取りが
とても楽しかったです。
しかし、それぞれソウルで舞台に出演中ですが、
その本番の合間をぬっての来日。
歌以外にもダンスやパフォーマンスなどを準備してきて
パワーがあるというか達者ですよね。
お客さんも大盛り上がりで
とにかく笑いが絶えないコンサートでした。
ラスト、締めくくりはやっぱり『三銃士』で、
この4人で歌って剣を合わせ
「ウリヌン~ハナ(俺たちは一つだ)」
と叫ばれると、心躍り嬉しくなりますね~。
ただ音響が響きすぎて
ボワンボワンして歌も会話も聞き取りにくかったのが残念でした。
オペラホールなので生音対応なんでしょうかね、
マイクを使う音合わせが難しいんだろうなと感じました。
以前も音響が素晴らしいといわれているホールで、
音が響きすぎてイマイチだったことがあるので、
音響設計が最高!と謳われていても、
ミュージカルにとっては一概にいいばかりではないのだなと思いました。
で、ユ・ジュンサン、
やっぱりあなたは素敵です~。
人間力に惚れますよ。
今回、指揮者で音楽監督のイ・ソンジュン氏を含めて
総勢20人のオーケストラ編成だったのですが、
日本と韓国の混成チームで、日本人が16人くらいだったのですが、
その日本のオケスタッフさんを巻き込んで
チームの一員のごとくにマイクを振って
一緒に盛り上げていたし、
最後にステージを降りる時も客席ばかりでなく、
オケスタッフの皆さんにも
ちゃんと手を振ってお礼をしていましたし、
何か、ちょっとしたところに懐の大きさを感じさせる人でした。
いつも全力投球な兄貴というノリで
ムードを明るくし、チームをまとめ~という感じで、
本当に大勢のカンパニーをまとめるためには
必要不可欠な人だなあと思いました。
コンサート中、何かあると
隣のミン・ヨンギと握りこぶしをぶつけ合っていて
子供のようにとっても楽しそう。
スマホの画面を見る時につい遠ざけて見ているので
末っ子のオム・ギジュンからも
「老眼か~」とでもいう感じで突っ込まれてたり、
いじられてるのがツボでした。
ともかくチャーミングな人でした。
で、この日はキム・ボムレさんが
体調を崩しているとのことで、
本当に具合が悪そうで冷や汗をかいている感じでした。
どんどん声も枯れてきて。
それでも無理して歌っているのが痛々しかったです。
そして、イ・ソンジュン作曲家(↑写真一番右)、
あんなほわんとしたクマのプーさんのような感じなのに
生み出す楽曲は
『フランケンシュタイン』といい『ベンハー』といい、
『ジャック・ザ・リッパー』の「灰色の都市」とか
強烈で素晴らしい楽曲ばかり。
すごいギャップですよね(爆)。
そんなイ・ソンジュン作曲家の
最新作『ベンハー』から
「運命」を歌ってくれたユ・ジュンサン。
それまでの和やかな雰囲気から一転、
一瞬にして厳しい宿命を背負ったベンハーになり切って
歌い上げてくれたのでした。
これも名曲です~。
舞台で見てきたばかりだったのでより感激でした!
10月20日~のミュージカルツアーでは
21日マチネにユ・ジュンサンとミン・ウヒョクペアの
『ベンハー』を見ます。
また、ツアー初日の10月20日に行われる
「ウェルカム・トゥ大学路」イベントでは
ユ・ジュンサンが広報大使として出席し、
ガラコンサートにも出演します。
そんなわけで、今回のミュージカルツアーでは、
話題の大劇場ミュージカル『ベンハー』で
迫力の歌い上げと豪華絢爛な舞台セットを堪能し、
名作の誉れ高い中劇場での『女神さまが見ている』では、
俳優たちをまじかで見ることができる魅力を体験し、
そして韓国の人気ミュージカル作品の楽曲を集めた
ガラコンサート観覧で、歌うまミュージカル俳優たちの
耳福な歌声に聞き惚れる~
という
ミュージカルの様々な魅力が堪能できる内容になっています。
特に『女神様が見ている』は、普通であれば良席の入手が難しい
BTOBソ・ウングァンが出演する回の日程なので
ソ・ウングァンファンの方にはお勧めです。
彼をお目当てに来て、
せっかくなのでこの機会にその他のミュージカルの魅力にも
目覚めていただきたいです!
ツアーの詳細はこちらです。
2017年10月4日執筆