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『鬼<トッケビ>』のロケ場所に行ってきました!
※記事の転載はご遠慮下さい
5/12~5/15に韓国行ってきました。
北朝鮮のミサイル関連が日本で騒がれているのと違い、
やはりソウルはごくごく普通で、
むしろ大気汚染が深刻なのだなと感じました。
到着した金曜日は特に空気がよどんでいる感じで
マスクをしている市民も結構いて、
私もなるべくマスクをするようにしていました。
今回はミュージカル鑑賞以外のことも充実させたいと思い、
ドラマ『鬼<トッケビ>』で印象的に登場していたロケ場所に行ってきました。
ドラマの中で、カナダにあるという設定の
落ち着きのある洋館といった素敵なレストラン。
ヒロインがコン・ユ扮するトッケビに連れてきてもらって
テンションが上がるというシーンに使われています。
印象的に2度登場するので、
ドラマを見た人にはおなじみのこのお店、
でもこのレストランはカナダではなく、
ソウルから車で1時間半ほど行ったパジュにあるとのことで、
日曜日に行ってみたのでした。
行き方を調べてみると
地下鉄2号線の合井駅1番出口から2200番のバスに乗り、
1時間20分でパジュのヘイリ芸術村に着くので、
そこからタクシーでさらに10分とありました。
今回はミュージカル仲間と一緒だったので、
じゃあ珍道中で行ってみますか!
となったのですが、
それを聞いたミュージカル仲間の韓国人の知り合いが、
なんとパジュに住んでいて、
「行きにくい場所だから車を出してもらうように弟に頼んであげる」
と言ってくれて、地下鉄3号線の大化駅で待ち合わせして、
そこから一緒に車で連れて行ってくれたのでした。
ありがたや~。
貴重な休日なのにこんなオタク旅に付き合ってくれて。
で、大化駅から車に乗せてもらって20分ほどで洋館に到着。
本当に農道というか、辺鄙な場所にそこだけ雰囲気浮いてる感じで
立派な洋館が建っていたのでありました。
周りはこんな感じです。
扉を開けたところにすぐ『鬼<トッケビ>』の撮影場面の写真が
無造作に貼ってあります。
靴を脱いでスリッパに履き替えて中へ。
外の風景とは一変して、
アンティーク調のオーストリア風な落ち着いた空間が広がっていました。
『鬼<トッケビ>』効果で週末はすごく混んでいるらしいから
早く行った方がいいよと
韓国人のお友達にアドバイスされていたので、
12時オープンのところ、11時に着くように行きました。
が、ラッキーにもこの日は私たちとカップルが一組いただけで空いていました。
カフェなので、午後から混んでくるのかも。
それか、もう韓国の人の間ではブームが去ったのか?
オープン時間1時間前に着くと、
スタッフはもう来ているので
中に入れてくれて自由に見学させてくれました。
写真もどうぞどうぞという感じで。
撮影した時のシーン写真もそこここに置いてあって
わかりやすかったです。
この場面は現在はこんな感じ↓
ドラマの中では4人用のテーブルセッティングでしたが、今は2人用のテーブルになっていました。みんなここに座って写真を撮るという定番の席です(^-^;
こんな感じで、1階は「カナダのレストラン」という設定で使われましたが、
階段を上がって2階に行くと、2階も、
「ドッカの家」という設定で使われていました。
ドラマの中では↓
13話にトッケビ、コン・ユが家出して
「しばらくここに世話になる」と言って過ごす場所です。
あれはセットではなくてこの洋館の2階だったんですね。
撮影の時とはソファの位置などが変えてありましたが、
今はこんな感じでした。
↓
店内をゆっくり見て回ったころにはちょうど12時。
メニューにはカレーとかハムチーズパニーニとかの軽食もありましたが、
ここではお茶だけに。
私はミルクチョコレートドリンクをいただきましたがこれがおいしかった。
サービスで手作りクッキーも付いてきましたが、これもものすごくおいしくて。
少しづつ中身が違うパッチワークのようなクッキーで手が込んでいました。
ドリンク一杯が10000ウォンといいお値段でしたが、
もういわば場所代ですよね。
サービスでついてきたクッキーがあまりにおいしかったので
お土産に買おうと思ったら、
あれはいろんな種類のクッキーの一部分ずつを集めて作ったクッキー
で、味見用として出しているサービス品なので売り物ではないとのこと。
で、そのいろんな種類のクッキーがそれぞれ売っていたので
全ての種類を一袋ずつ買ってしまいました。
ところで、
この洋館の雰囲気にそぐわないフィギュアがあちこちの棚の中に
所狭しと置いてあったんです。
なぜに?と思ったので聞いてみたら
オーナーが、「僕が作ったんです」とのこと。
このオーナー、こんな豪奢な洋館なのに
Tシャツにひざ丈くらいのバミューダパンツ
というラフな格好でサーブしているので、
その落差が面白かったのですが、
フィギュア作りもクッキーも凝っていて、
なかなかのこだわり屋さんなんだなと思いました。
以前はフレンチ料理レストランだったようですが、
なにせ場所が不便なので閉じてしまい、
現在はカフェになっているそうですが、
それにしても気軽には来れない場所ですね。
でも来てみるとテンションが上がる場所なことは確かです^^
店名「ZINO」
住所: 京畿道坡州市炭県面大洞里94-5
경기도 파주시 탄현면 대동리 94-5
電話:+82-31-949-8365
そして我らは再び大化駅に戻り、
駅の近くにサムゲタンのとってもおいしいお店があるとのことで、
そこでお昼を食べました。「ポヤンサムゲタン(保養参鶏湯)」
で、これが本当においしかった!
これまで私が食べたサムゲタンの中で1,2位を争う美味しさでした!
パリッとした白菜キムチもおいしくて、
また食べに来たい味でした。
大化までは鐘路3街から地下鉄で50分強かかりますが、
ここイルサン(一山)はMBCやSBSという放送局の
ドラマ制作センターがある場所なので、
ドラマの打ち上げなどにも使われたり、
俳優やスタッフも食べに来たりするそうですよ。
日本語ページもあったので載せておきますね。
http://blog.naver.com/ginsengdak/40154876003
というわけで、朝9時30分にウルチロ3街から出発して
恵化駅に戻れたのが3時過ぎという
ちょっとしたロケ地旅でした!
(2017.5.17執筆)