ブログ
韓国ミュージカル『英雄本色』(男たちの挽歌)感想
この冬、期待半分、心配半分で楽しみにしていた
創作ミュージカルの『英雄本色』。
香港映画の、日本タイトル『男たちの挽歌』のミュージカル化です。
韓国は映画でもリメイクしているくらい大好きな作品なんですね。
かくいう私も韓国エンタメにハマる前は
香港映画が好きで香港に留学までしてしまったほど。
チョウ・ユンファはかつて
私の世界で一番好きな人でもありましたし
『男たちの挽歌』も大好きだったんです。
そんなんですから
最初に映画のテーマ曲に乗って
トレンチコート翻して主人公2人が出てくるところから
もうきゃーってなっちゃいました。
懐かしのメロディーに興奮して
もはや冷静ではいられなくなり
ニヤニヤが止まらない~!
舞台版は映像使いがとってもきれい。
水族館や香港の街並みが
デザイン的にも作りこんであってすごくよくて、
韓国にいながら香港を感じた二時間半でした。
ワン・ヨンボム演出家とイ・ソンジュン作曲家の
作品なので、キャストもメロディも
ところどころ『ベンハー』とか『フランケンシュタイン』が顔を出しますが、
それもご愛敬ですね。
『男たちの挽歌』の曲以外にも
レスリー・チャンの名曲も使われていて
香港映画好きにはたまらないです。
ただ、一回見ただけでは
冷静でなかったこともあり💦
いつものように「なるほど~」という感情で
留まってしまったので、
これはやはりもう一度観ようと思って
翌日のクリスマスに
あんまりクリスマスっぽくないけど見に行きました(苦笑)。
開演前、舞台には香港の夜景映像が映し出されているのですが、
その中にビルの壁面スクリーンがあって、
よく見たら密かにレスリーチャンの映像が映し出されていました。
どこまでも香港ファンの心をつかみます~^^。
前日は違う映像だった気もしたけど
毎日違うってことあるのかしら?気になります(^^;
内容は香港を舞台に、
ヤクザな世界でいちもく置かれている男と
弟である警察官の兄弟愛と
ヤクザ組織で義兄弟の関係の男との熱い友情を描いた
ハードボイルド香港ノワール。
香港映画の『男たちの挽歌』と『男たちの挽歌2』を
組み合わせて、一部設定を変えて
作られていました。
なので、予習でこの2本の映画を見ていけば
大丈夫です!
で、2度めを見たらクセになりそうです。
やっぱり2回目の法則だわ~。
警察のダンスとマフィアのダンスが見応えあり!
背景映像が万華鏡のように自在に変わり、
ときにはだまし絵のような背景にもなってとにかく面白い。
こういうことができちゃうと舞台の可能性が広がりますね~。
ユ・ジュンサンが兄でパク・ヨンスが弟というのが
とてもしっくりくる組み合わせでした。
ミン・ウヒョク兄でハン・チサン弟バージョンは、
ハン・チサンが弟というよりも
兄の方が似合ってそうな感じではありましたが
兄にじゃれつく弟っぽさも新鮮でした。
これはキャストコンプリートしなくては。
これまでプリンス的な役が多かったイム・テギョンが
ヤクザな兄の役ってどうなんだろう?と興味津々。
他にもドラマで活躍してきたイ・ジャンウが弟役にキャスティングされているので、彼のも気になります。
映画ではチョウ・ユンファが演じたマーク役の
パク・ミンソンはすごく良くて、
超安定の歌のうまさ。
歌い上げるシーンなど『ベンハー』での「俺はメッセラ」を
彷彿させる感じで大拍手を浴びてました!
出待ちもすごい人だかり。
「うわあ、こんなに大勢、気分いいですね~」とすっごく喜んでいました。
また来年見るのが楽しみです~\(^o^)/
ただ、映画を知らない方とか、香港エンタメに思い入れがない方にとってはどうなんだろう?
その辺の感想も知りたいですね。
☆☆☆☆☆
LINEで私とつながりませんか?
韓流ツアーや韓流サロン開催などの情報を
ダイレクトにお届けします。
↓ ↓ ↓ こちらをクリックしてください^^
https://lin.ee/pGg0NLN
☆☆☆☆☆
2019年12月30日執筆