ドラマ解説

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タイトル いばらの鳥
韓国放送年 2011年全20話
演出 キム・ジョンチャン
脚本 イ・ソニ
出演 ハン・ヘジン キム・ミンジョン チュ・サンウク ソ・ドヨン

【 ドラマ紹介 】

<ドラマ概要>

母に恵まれなかった二人の女性の正反対の生き方を描いた、

韓国的な言い方をするなら、‘感性に訴えるメロドラマ’です。

自分を孤児にした人々に復讐をしようと野望に燃える女と、

そんな幼なじみの友のために自ら犠牲になる女。

この二人の女性を愛していく男と彼らの愛を見守る男。

4人の男女の因縁がドラマチックに描かれていきます。

<見どころ&感想>

このドラマの大きなテーマは「母をこうる思い」です。

主人公たちは誰もが切実に母親を恋しがっていますが、

満たされず、その想いが憎しみに向かった者、

焦がれる気持ちに向かった者、

反発に向かった者と三者三様に描かれていきます。

最初キム・ミンジョン演じる女が身勝手でずうずうしすぎるのに、

対するハン・ヘジン演じる女性が人が良すぎて、

非常にもどかしいのですが、

8話からドラマは新展開を迎え、

主人公たちがそれまでとはまた違った道を歩み始めます。

そして10話からが第2幕という感じで、

通俗ドラマの枠を超え、どんどん面白くなっていきます。

透明感のあるハン・ヘジンと

複雑な感情を混在させているキム・ミンジョンの

濃い感情演技の応酬が劇的緊張感を高めています。

チュ・サンウクが、兄との確執を抱えた御曹司に扮し、

硬派な男らしいオーラを醸し出して女心をつかみ、

ソ・ドヨンがヒロインを見守るスマートで温かなロマンチストに扮しています。

ハン・ヘジンの役どころが女優を目指しているので、

彼女がエキストラから紆余曲折を経て

スター女優へと成功していく姿も見どころです。

 

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