ドラマ解説

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強力おすすめ

タイトル シティーハンター in Seoul
韓国放送年 2011年 全20話
演出 チン・ヒョク
脚本 ファン・ウンギョン チェ・スジン
出演 イ・ミンホ パク・ミニョン イ・ジュニョク ク・ハラ キム・サンジュン

【 ドラマ紹介 】

『シティーハンターin Seoul』は、日本の漫画を原作にしたドラマですが、韓国オリジナルの要素を入れ、過去に実際にミャンマーで起きた爆弾テロ事件を出発点にした壮大なスケールの復讐ドラマになっていて、もはや別物となっています。

韓国政府に裏切られ、復讐を誓った工作員の男が、亡き親友の赤ちゃんを誘拐して自分の手で育て、武術の達人になるようにタイで厳しく訓練をさせて育てます。成長したユンソンは、実の父の死の真相を知り、育ての父と共に復讐を誓います。そして数年後、ユンソンは正体を隠して韓国大統領府に就職し、復讐を開始していくのでした。

そんななか、大統領府の婦人警護官であるナナに出会い、彼女に惹かれていきますが、復讐に生きるユンソンは人を愛することは許されないと気持ちを抑えていくのでした。

見どころはなんといっても手足が長くてスタイルがいいイ・ミンホの華麗なるアクション。必要最小限の動きで相手を倒す。どのしぐさもどの動きもスタイリッシュでセクシー。まるで上品な香りを放つ赤ワインのように魅力的です。シティーハンターの任務に就いている時は黒いマスクをしていて目だけが見えるんですが、さらさらの髪の中にのぞく瞳がいいんですよ!哀愁や寂しさ、純粋さを醸し出す瞳が素敵です。遊び人ぽいチャーミングな雰囲気も出しながら、根っこはまじめでストイックな好青年というところがよく出ています。

表向きは遊び人でも実は孤独なヒーローのユンソン。育ての親から「誰も信じるな。誰も愛するな」と厳命されていて、自分がナナを愛すると彼女まで危険な目に遭うことを知っているので、わざと愛想尽かしをしたりして、とても切ない展開になります。また、ナナは青瓦台の警護員でシティーハンターを追う立場でもあるので、愛する者同士がそうとは知らずに敵対してしまうという場面にも胸が苦しくなります。

復讐とはいえ決して人は殺さないというヒューマンな心あふれるユンソンのキャラクター像がとにかく素敵で、大切なものを大切にすることのできる好ましい人間像でありながら、たくさんの痛みを抱えているキャタクターが切なさを感じさせます。

『華麗なる遺産』『検事プリンセス』のチン・ヒョク監督作品。チン・ヒョク監督は胸キュン描写がうまいです!この『シティーハンターin Seoul』でも、イ・ミンホのクールさとツンデレのキュートさが光って、キュンキュンさせられます。

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