ドラマ解説
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タイトル | 愛していると云って |
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韓国放送年 | 2004年 全15話 |
演出 | オ・ジョンロク |
脚本 | キム・ギュワン |
出演 | キム・レウォン ヨム・ジョンア キム・ソンス ユン・ソイ |
【 ドラマ紹介 】
キム・レウォン主演の、随所に文学的な色合いが感じられる、拮抗した4人の男女の切ない愛のドラマです。
特殊な生い立ちのビョンス(キム・レウォン)と幼い日から彼と痛みを共にしてきたヨンチェ(ユン・ソイ)。幼い頃から共に育ち、そばにいることが当たり前のように育った若い男女と、彼らとは対照的に、仕事に没頭してきた女社長のイナ(ヨム・ジョンア)と、彼女とシニカルな愛人関係を続けてきたヒス(キム・ソンス)の乾いた愛。
しかし、女社長のイナが、優しく温かい微笑を持つ年下のビョンスにどうしようもなく魅かれていき、プライドをかなぐり捨てて、愛人のヒスに、ヨンチェを誘惑して若い二人の仲を引き裂いてほしいと頼むんですね。そこから、4人が4人とも、行き場のない思いを抱え、狂おしい愛の泥沼にはまっていきます。
普通なら、若い2人を引き離す女社長は悪者なのですが、演じているヨム・ジョンアが本当にうまくて、強がって生きてきた彼女が、ビョンスのほんの些細な優しさに泣きそうなほど心震わせる様がヒリヒリするほど痛々しく、哀れなので、思わず彼女に肩入れして見てしまいました。
そしてヒスを演じるキム・ソンスの苦みばしった切ない瞳の魅力がまた良くて、最後には彼の演技に号泣させられてしまいました。若いヒロインは新人のユン・ソイが演じています。
音楽とセリフも絶妙ですので、ぜひこの作品世界に酔って下さい。
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