ドラマ解説
強力おすすめ
タイトル | 屋根部屋のプリンス |
---|---|
韓国放送年 | 2012年 全20話 |
演出 | シン・ユンソプ アン・ギロ |
脚本 | イ・ヒミョン |
出演 | パク・ユチョン ハン・ジミン イ・テソン チョン・ユミ イ・ミノ |
【 ドラマ紹介 】
『屋根部屋のプリンス』は、JYJのユチョン主演、朝鮮時代と現代とが交錯するタイムスリップもののファンタジー・ラブコメ時代劇です。
ラブコメとうたいながらも、始まりは、朝鮮時代、王宮での世子妃の謎の死…というミステリーでスタート。緊迫感の中、カリスマあふれる世子(ユチョン)の姿が描かれますが、謎を探るうちに、なんと世子は3人の部下とともに現代の屋根部屋にタイムスリップしてしまいます。そしてそこには亡き后の妹にそっくりな女性(ハン・ジミン)が住んでいたのでした。
ここからは世子たちが味わうカルチャーギャップが描かれて笑える展開に。衣装のミスマッチを始め、携帯電話の着信音に驚いたり、カップラーメンに見入ったり、テレビにビビったりといちいち反応が面白い。また現代生活に慣れない彼らをヒロインがビシバシしごいたり、叱ったりするので、朝鮮時代では威厳に満ちた世子だったのに現代では形無し…というくだりは爆笑の嵐です。
そうこうしながら、世子たちは現代での大会社の後継者争いに巻き込まれ、過去と現代の人間関係が呼応するようにつながっていきます。御曹司の後継者問題はどうなるのか、行き違ってしまった過去の愛の行方はどうなるのか、このタイムスリップにはどんな意味があったのか? などなど、いろんな要素が相まって興味を引っ張ります。
このドラマ最大の見所はやはりユチョンです。澄まし顔でおかしさを誘うコミカル演技が絶品で、真剣なのになんだか笑えるミスマッチ感がたまりません。加えて、カリスマと威厳のある姿、戸惑う姿、キュートな笑顔、そして、謎を追っていく時の鋭い目つきと、彼の魅力がいっぱい楽しめます。
さらに、元気なヒロインに扮したハン・ジミンが、今までの出演作の中でも最高に素敵なんですね。ユチョンにときめき、ハン・ジミンの涙に胸を痛めること間違いなしです。
笑ったりキュンとしているうちに、すごく切ないコードも出てきて…。見終わった後はドラマ全体に愛おしさが募ります。
この作品が気に入った人は
・見終わって幸福感に包まれたいなら
…『星から来たあなた』『シークレット・ガーデン』『イニョン王妃の男』