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2022観劇振り返り③『ジーザス・クライスト・スーパースター』

2015年以来久々の再演となった
『ジーザス・クライスト・スーパースター』

2015年の時には当時ジーザス役だった
パク・ウンテさんに
シャーロッテ劇場でインタビューさせていただいたのですが、
あれ以来上演されることがなく、
とっても待ち焦がれていたので嬉しい再演でした。

そして今回はブロードウェイで初演されてから
50周年の記念となる公演なんですね。

昨年夏には日本で
ジーザスクライストスーパースター」コンサートが行われて
通ったわけですが、
ユダの苦悩っぷりとか、
ジーザスの感じている虚しさや切なさがより濃く表現されてて
やるせない気持ちマックスになってものすごく感動したので、
今回の韓国ジーザスも楽しみにしていました。

そして、やはりマイケル・K・リーのジーザス
それはもう素晴らしかったです。
昨年のコンサートも素晴らしかったですが、
やはり本編、ものすごく表現豊かなジーザス!

登場のときのちょっとドヤった誇らしそうな顔から、
どんどん自分の思いと違うところに向かう恐怖や
苦悩の表現が深くて、
群衆に飲み込まれる演出もゾクゾクしました

特にこの作品のハイライトの歌である「ゲッセマネ」
が本当に胸を打つパフォーマンスで、
「なぜ私が死ななければならないのか、
私の死がどんな意味を持つのか知りたい!」
と神に問いかける痛ましい魂の叫びが
歌となって表現されるのですが、
もうショーストップ状態になってました。
 
マイケルジーザスは3回観ましたが
見るたびにさらに人間的苦悩の感情表現が深くなっている~!
と感じられるジーザスで圧巻でした。
 
 
ジーザスと言えば、今回のキャストでは
やっぱり
マイケルとハン・チサンユダの組み合わせで観たい
という人が多くて
なかなかこの組み合わせのチケットが取れなかったのですが、
ようやく一枚ゲットして観られてよかったです。
 
 
ハン・チサンユダの熱いソウルフルな歌声は本当に心地よくて、
ジーザスに対するもどかしさをリズムと歌に乗せて、
なんか悶える感じの思いが表現されていたっていう感じ。
そしてラストは思い切り盛り上がって、
自分の胸をゴリラのように叩いて
最後は舞台に倒れ込んでたくらいすごいテンション高かったです!
 
 
ペク・ヒョンフンさんは、
9月に浅草九劇で行われた日韓コラボの
トークライブで観たとき、
すごいパワフルな歌声で印象に残ったので
今回のユダもご自身念願だったということで
楽しみに観ました。
私が観たときはまだ始まったばかりのころだったので、
まだ少々固い感じでしたが、
一幕ラスト、
苦渋の心でジーザスを裏切って流すひとすじの涙に
グッと心をつかまれました。
 
ちなみにペク・ヒョンフンさんの
来日コンサートが1/28日にあるので
下に案内サイトを載せておきますね。
 
BTOB の ソ・ウングァン は
終始すがるような眼でジーザスを見つめて
どうかわかってほしいと心の中で懇願している感じが
とても強いユダでした。
2幕の自殺のシーンの
狂い方がすごく良かったし、
アイドルなので盛り上げ慣れていて
ラストの「スーパースター」を歌うときの
生き生き具合がさすがでした。
なんか、愛着がわく人ですよね^^
 
もう一人のジーザス役、イム・テギョンジーザス は
ひげを蓄えて哲学的な修行僧のような佇まい。
マイケル・リーとはまた味わいが違っているので、
見比べの面白さを堪能できました。
 
 
 
 
 
そして余談ですが、ジーザスの公演が行われている
BBCHホールは屋上に出られるんですね。
2階席のロビーから出られるようになっていて、
これまで何度も通っていたのに
始めて気が付いて外に出てみました。
 
夜だったので細部までわかりませんでしたが、
公演の前後に過ごすのに良い雰囲気でした。
 
 
 
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2022年12月31日執筆

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