ドラマ解説

ドラマ解説一覧に戻る

タイトル 宮S~Secret Prince
韓国放送年 2007年 全20話
演出 ファン・インレほか
脚本 イ・ジェスンほか
出演 SE7EN ホ・イジェ カンドゥ パク・シネ

【 ドラマ紹介 】

『宮S~Secret Prince』は、大人気ドラマ『宮~Love in palace』の姉妹編となる作品です。前作同様、もしも韓国に王室があったら~という世界観は同じながらも、主要キャストは総入れ替えで、今度は平凡に育った青年が実は皇室の正統な血筋で、皇太子教育を受けるようになるというプリンス作りのストーリーです。

女皇が治めている韓国では、跡継ぎ問題で揺れていました。そこに、中華料理店の出前をしていた青年が皇室の血筋を引いているということがわかり、宮廷入りするところから始まります。自分の出生のことなど知らず、自由奔放に生きて来たものだから本人もびっくり。そんな青年が‘宮’の中で恋をし、様々な困難を乗り越えて成長していきます。

主人公を演じているのは、演技初挑戦となる人気歌手のSE7EN(セブン)。

茶目っ気があって、人なつっこい元気いっぱいの青年に扮し、将来の皇帝候補者として、厳格なしきたりの中でどう成長していくのか。また宮の中で女官となっている幼なじみと再会して始まっていく身分違いの恋模様も気になります。

皇帝候補としてエリート教育を受けてきたもうひとりの王子には歌手出身のカンドゥ。2人の男性から愛される女官役にホ・イジェ、そして貴族のお嬢様役に『天国の樹』のパク・シネといった当時フレッシュなキャストが並びます。

はじめのほうは、もしかしたらタルく感じられるかもしれませんが、SE7EN(セブン)演じる主人公が真の王子になろうと自覚が出てきて、世継ぎの座を巡って対決を繰り広げる中盤からぐっと面白くなっていきます。陛下の出す難問をどう解き、切り抜けていくのか、そして恋の行方は?

『宮~Love in palace』の時よりも一層豪華になった美術セットのきらびやかさも楽しめます。

この作品が気に入った人は

・王室が出てくる作品なら
…『宮~Love in palace』『マイ・プリンセス』『キング~Two Hearts