スター列伝・スターコラム

韓国スター列伝一覧に戻る

パク・ハソン

略 歴

1987年生まれ。東国大学演劇映画科。高校生の時、『二つの恋と砂時計』の試写会の舞台挨拶を見に行ったところ、ハ・ジウォンのマネージャーにスカウトされて2005年のドラマ『愛には奇跡が必要』でデビューしました。『アパートメント』『バカ』などの映画に出演後、初めて主演した映画が2009年の『19歳の母』で、未婚の母を演じました。その後ドラマの『アクシデント・カップル』でチュ・サンウクの婚約者を演じて注目されるようになり、朝の復讐ドラマ『もう止まらない~涙の復讐』で憎まれ役を演じて演技変身を見せました。またこの間に映画監督であるホ・ジノ監督が演出した演劇『昼寝』にも出演して舞台も経験しました。そして2010年のヒットドラマ『トンイ』での優しくたおやかながらも芯の強いイニョン王妃を演じて一気に認知度を高め、「優雅なイニョン」という愛称もつけられました。
[sp][adsense][/sp]
2011年には映画『世の中で最も美しい別れ』にキャスティングされ、家族よりも自分の愛と仕事が優先の冷たい人物を演じました。またこの年、演技に対する自信を失いかけていたところで出演した『チャンプ』で、子役のキム・スジョンの演技を見て、演技の初心に気づかされるなど大いに刺激を受けたそうです。静かで落ち着いたイメージの持ち主でしたが、昨年シチュエーションコメディー『ハイキック3~短足の逆襲』でちょっと間の抜けたおっとり教師に扮してコミカルな壊れる演技を見せてイメージ変身と共にさらに人気を高め、昨年末に行われた『MBC放送芸能大賞』ではコメディ・シットコム部門で女性優秀賞を獲得しました。今年はユン・サンヒョンと共演で、映画『音痴クリニック』で片思いの男のために音痴を矯正しようとする女性を演じた映画の公開が控えており、今年の7月の富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭では、たおやかな姿からコミカルな演技まで幅の広い演技力が認められ、映画祭の広報大使に選ばれています。
(2012年7月)