スター列伝・スターコラム
キム・テウ
略 歴
1971年生まれ。中央大学演劇映画科を卒業。96年、KBS放送局のスーパータレントとなり、ドラマ『初恋』で演技者デビューしました。ペ・ヨンジュンの気のいい友達役で4週間だけの出演のはずが視聴者に好評で、最後まで出番が続き人気を得ました。
97年には『接続』で映画に進出し、ヒロインが想いを寄せる優柔不断な男を演じて高く評価され、『JSA』の、気弱で自殺してしまう青年兵士の役で黄金撮影賞の新人賞を受賞し、その実力を印象付けました。その実直な演技力で着実に演技派の道を歩んでおり、『涙が見えないように』『神話』など、ドラマでも主役を張っていますが、どちらかというと作家性の強い映画作品への出演が多い人です。
2004年の『女は男の未来だ』では、インテリを気取りながらも女にだらしない映画監督を演じるために、監督の指示で2ヵ月半のあいだに20キロ近くも体重を増減させました。『顔のない美女』で、クールな魅力を放つ精神科医に扮し、それまでとは180度違う演技にも挑戦。
映画『ドント・ルックバック』『奇談1942』『リターン』『よく知りもしないで』や短編ドラマの『東京天気雨』にも出演しています。2006年には再びホン・サンス監督の『浜辺の女』に出演し、プサン映画評論家協会賞の助演男優賞を獲得しました。
昨年は『キッチン~3人のレシピ』で愛妻家を演じました。
(2010年10月)
97年には『接続』で映画に進出し、ヒロインが想いを寄せる優柔不断な男を演じて高く評価され、『JSA』の、気弱で自殺してしまう青年兵士の役で黄金撮影賞の新人賞を受賞し、その実力を印象付けました。その実直な演技力で着実に演技派の道を歩んでおり、『涙が見えないように』『神話』など、ドラマでも主役を張っていますが、どちらかというと作家性の強い映画作品への出演が多い人です。
2004年の『女は男の未来だ』では、インテリを気取りながらも女にだらしない映画監督を演じるために、監督の指示で2ヵ月半のあいだに20キロ近くも体重を増減させました。『顔のない美女』で、クールな魅力を放つ精神科医に扮し、それまでとは180度違う演技にも挑戦。
映画『ドント・ルックバック』『奇談1942』『リターン』『よく知りもしないで』や短編ドラマの『東京天気雨』にも出演しています。2006年には再びホン・サンス監督の『浜辺の女』に出演し、プサン映画評論家協会賞の助演男優賞を獲得しました。
昨年は『キッチン~3人のレシピ』で愛妻家を演じました。
(2010年10月)