ドラマ解説

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タイトル 親愛なる判事様
韓国放送年 2018年 全16話
演出 プ・ソンチョル
脚本 チョン・ソンイル
出演 ユン・シユン イ・ユヨン パク・ビョンウン クォン・ナラ

【 ドラマ紹介 】

<ドラマ概要>

ユン・シユンが、エリート判事とチンピラの

一人二役に挑戦した法廷ドラマ。

優秀な判事の兄と前科5犯のチンピラという、

双子なのに正反対の人生を歩んでいるスホとガンホ。

でもある時、失踪した兄に成り代わり、

弟のガンホは追っ手から逃れるためににわか判事に成りすまします。

ほんのいっとき隠れ蓑になればよかったはずなのに、

どんどん逃げられなくなってしまい、

挙句、いくつも裁判をすることに!

こうして不良判事が誕生したのでした。
 

 
<見どころ&感想>

このガンホ判事はチンピラだけにふるまいも破天荒で常識が通らない。

財閥が弁護士と検事と裁判官にわいろを渡して

適当なところで手打ちにするはずだった事件の判決も

次々とひっくり返されていく。その小気味よさ。

っていうか、この人よく判事のまねごとできるなあ

っと突っ込み入れたくなりますが、

そこは前科五犯ということで

裁判は被告人の立場で何度も経験済み(苦笑)。

そこは実戦体験がものをいうわけです。

それに、ドラマだからいいのです!

そして彼がくだす判決に感動しちゃうんですよ、これが!

最近の韓国社会をにぎわせた事件を彷彿させる内容が

あちこちに出てきますが、

毎回、こういう判決であってほしいという願いが

このドラマの判決文に込められているので、

荘厳な感動を覚えるんです。

その一方で、失踪した兄のスホはどうなるのか、

そもそもなぜ拉致されたのか、

弟のガンホはいつ身分がバレてしまうのか、

司法研修院生の純粋なヒロイン(イ・ユヨン)との仲はどうなるのか?

と興味はつきません。

ユン・シユンのクールなエリートっぷりと

熱い血潮が流れてる不良男の演じ分けも合わせて楽しめる作品です。