ミスティ – 田代親世の韓国エンタメナビゲート

ドラマ解説

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強力おすすめ

タイトル ミスティ
韓国放送年 2018年全16話
演出 モ・ワニル
脚本 チェ・イン
出演 キム・ナムジュ チ・ジニ チョン・ヘジン イム・テギョン コ・ジュン

【 ドラマ紹介 】

<ドラマ概要>

『ミスティ』は、殺人事件の容疑者となったアンカーウーマンと
その弁護をすることになった夫が織りなしていく
大人のラブサスペンス・ミステリーです。

7年間トップアンカーウーマンとして
9時のニュースを担当しているコ・ヘラン(キム・ナムジュ)。
成功欲が人一倍強い彼女に、
弁護士である夫(チ・ジニ)は嫌気がさしていて夫婦関係は冷めています。
そんな彼女がある殺人事件の容疑者となり、
夫が弁護を引き受けることになるのでした。

 

<見どころ&感想>

・謎めいた展開にくぎ付け

これ、もう1話から全編にただならぬ緊張感がみなぎっていて、
成功へのすさまじいまでの執念をもつヒロインのキャラクターが強烈で、
ドラマに引きずり込まれます。

ニュースアンカーの座を巡る後輩との熾烈なバトルとか、
昔の恋人とのヒリヒリするような関係、殺人事件に至る過程、
すれ違い夫婦の愛憎関係が交差するように描かれ、
タイトルのように霧の中にいるかのような謎めいた展開で、
殺人事件の容疑者になったヒロインはどうなるのか、
意味深な事件の真相は何なのか、
そして離婚寸前だった夫婦関係はどうなっていくのか、
もう気になってしょうがないです。

そこに亡くなった男の妻や、
ヒロインの過去に関わるミステリアスな男の存在、
そして大企業の悪行隠しなども加わって、
事態が混沌として行けば行くほど面白くなっていき、
あ~もう続き見ないと眠れないじゃん!という感じになります。

韓国で2018年の上半期最も面白いと評されただけのことはあります。

 

・最強ヒロイン誕生!

とにかくヒロインを演じるキム・ナムジュのカリスマがすごすぎます。
いつも崖っぷちに立っているかのような激しい女できつさがハンパなく、
常に牙をむいて吠えているメスライオンのようです。
痛々しくもあるけれどその欲望の強さが突き抜けていて
もうかっこいいとすら思えます。
ドスがきいたしゃべり方も怖くて、圧巻のカリスマ。
最強(最恐)ヒロインの誕生かも!

一方の夫を演じるチ・ジニはほぼ眉間にたてじわが入っているような
苦悩顔で登場しますが、妻を信じられず傷つき、
愛して傷ついていくという妻への複雑な思いにしびれます。
この屈折した夫婦関係の心模様も見どころですね。

 

<おまけ>

ミュージカルファンとしては、ミュージカル界の皇太子
イム・テギョンがドラマに初出演しているのがもう一つの見どころです。
ネタバレに関わるので詳しいキャラクターは説明できませんが、
長い監獄暮らしをしていたヒロインとかかわりの深い男という役です。
ですが、役としては地味だし苦労がにじみ出る役なので、
あえてイム・テギョンがやる必要性があったかな?
と感じたのが正直なところ。
彼にはやはり王子な役どころがふさわしい~。