ドラマ解説
強力おすすめ
タイトル | パリの恋人 |
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韓国放送年 | 2004年 全20話 |
演出 | シン・ウチョル ソン・ジョンヒョン |
脚本 | キム・ウンスク カン・ウンジョン |
出演 | パク・シニャン キム・ジョンウン イ・ドンゴン オ・ジュウン |
【 ドラマ紹介 】
『パリの恋人』は、恋に不慣れな御曹司と生活力のあるたくましい貧乏娘が織りなす究極のシンデレラストーリーで、韓国で最高視聴率57・4%をたたき出しました。
『太陽の末裔』『相続者たち』など、数々の大ヒットドラマを手掛けるキム・ウンスク脚本家の初期のころのヒット作です。
韓国ドラマ王道の、お金持ちの男性と庶民娘のロマンチック・ラブストーリー。定番とわかっていても、クセのある御曹子キジュ(パク・シニャン)と貧乏娘テヨン(キム・ジョンウン)という、どこかコミカルさをかもし出す魅力的なキャラクターのやり取りの妙と、途中の過程にひと捻りもふた捻りもあって、見ごたえのあるロマンティック・ラブストーリーになっています。
ドラマの導入部分ではパリが舞台となり、ビジネスで恋人の振りをするために御曹司がヒロインにドレスを誂えたり、リムジンで送迎したりと、夢のあるシチュエーションが展開。映画の『プリティ・ウーマン』を彷彿させますが、そこから先はやっぱり韓国ドラマ。2人の行き違いやキジュの甥っ子スヒョク(イ・ドンゴン)を含めた三角関係、親の反対、血縁の因縁など、さまざまなドロドロスパイスが用意されていきます。けれど、要所要所でキジュとテヨンのほっとするような幸せそうな場面が入ってくるので、嫌な気分も吹っ飛ぶというもの。
ヒロインを挟んで三角関係となるキジュとスヒョク。パッと見のカッコよさは甥のスヒョクの方に軍配が上がりそうですが、ドラマを見ていくとかなりの確率であなたもキジュに持っていかれるはず。これぞ韓ドラマジックの魅力ですね。
キジュは典型的な王子様タイプではなく、御曹司特有のふてぶてしさがあって、偉そうな物言いなんだけど、彼女の前でふと見せる「悪いこといったかな……」という不安げな表情や不器用な愛情表現がたまらない!甘いセリフのひとつも吐かない仕事人間のキジュなのに、時おり甘々なセリフを言ってみたりして、この突拍子のなさがギャップとなって、キジュマニアが続出しました。キジュが見たくてこのドラマを見続けたといっても過言ではないぐらい、クセのある魅力的な王子です。
パリを舞台に最初は楽しい雰囲気で始まり、中盤ではドキドキさせられて、最後は登場人物のすべてに泣かされる。素敵な夢物語です。
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