ドラマ解説

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タイトル 未来の選択
韓国放送年 2013年 全16話
演出 クォン・ゲホン ユ・ジョンソン
脚本 ホン・ジナ
出演 ユン・ウネ イ・ドンゴン ジョン・ヨンファ ハン・チェア チェ・ミョンギル

【 ドラマ紹介 】

『未来の選択』は、ユン・ウネ主演、未来からやってきた自分と今の自分が共に幸せ探しをしていく姿を描いた、新鮮なラブコメディーです。

放送作家を夢見ながらも今ひとつ一歩が踏み出せないでいるヒロイン(ユン・ウネ)。そんな彼女の前に、「私は25年後のあなたなの」と名乗るおばさん(チェ・ミョンギル)が現れて、なんとなく過ごしているヒロインに向かって、
「今のままじゃダメよ、ちゃんと生き直して」、と活を入れます。

でも彼女の本当の目的は、未来で夫となる人物(イ・ドンゴン)との出会いを阻止し、運命を変えるべく、財閥の御曹司(ジョン・ヨンファ)と結ばせるためにやってきたのでした。

最初は未来のおばさんの画策通りに事が進むのですが、どんどん思惑とは裏腹に近づいていってしまうヒロインと未来の夫。
そこにしっかり御曹司が加わって、恋の三角関係はどうなるのか、
気になる展開になっていきます。

タイムトリップものというと、「現在の自分が過去に行って…」というものが多かったですが、この『未来の選択』は、「25年後の未来の自分が現代にやって来て、今の自分を変えていく」という設定になっています。

ユン・ウネが演じているミレは一生懸命でキュートなキャラクター。
そんな彼女をめぐっての、イ・ドンゴンとジョン・ヨンファの
いい男対決が見どころです。

未来の自分から「出会うな!」と言われているのが、除隊後初のドラマ出演となるイ・ドンゴン演じるアナウンサーのキム・シン。原則主義者で毒舌なツンツンキャラですが、正義は貫く人なので好感がもてます。
最悪な出会いをしつつも、ミレはどんどん彼のことを好きになっていくんですが、
そんな人が「なぜ、未来では“悪縁”の相手となってしまうのか?」
というのが気になるポイントです。

一方、ジョン・ヨンファ扮するセジュは、優しくてクールでスマートな御曹司。
身分を隠してヒロインの同僚として働くのですが、未来から来たおばさんヒロインの画策通りに、本来結ばれるはずの相手ではなく、どんどんヒロインのことを好きになっていきます。
『美男〈イケメン〉ですね』の時の片思いキャラを彷彿とさせる切ない演技が乙女心をくすぐります。

「自分だったら、未来がわかったら、どうするだろう?」
「何年前の自分に戻って『やり直せ』と言うかな?」
などと、ついつい想像しながら見てしまうドラマです。