恋風恋歌 – 田代親世の韓国エンタメナビゲート

映画解説

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タイトル 恋風恋歌
韓国公開年 1999年
出演者 チャン・ドンゴン コ・ソヨン パク・チニ キム・ジョンハク
監督 パク・テヨン

【 映画紹介 】

『恋風恋歌』は、韓国が誇る観光地、済州島を舞台に描かれる、旅人の青年とバスガイドの恋を綴ったラブストーリーです。

有能な会社員のテヒ(チャン・ドンゴン)は、日本への転勤を打診されますが、病身の父親の介護のために、そのチャンスをあきらめざるを得ないという事情を抱えています。そんなもやもやした気持ちを晴らそうとふらりと旅に出かけた済州島。そこでバスガイドをしているヨンソ(コ・ソヨン)と出会います。お互いになんとなく気になりながら案内してもらううちに、穏やかな思いが芽生えていくのでした。

美しく悠然とした済州島の自然を背景に、ゆっくりと近づいていく男女の思いをゆったり、しっとりと描く、心が癒される作品です。

チャン・ドンゴンは、最近の男っぽい映画とは打って変わって、素顔に近い、優しげな等身大の青年を演じています。『裸足の青春』『二重スパイ』のコ・ソヨンは、自身の都会的な雰囲気を封印し、癒し系の柔らかな感じを出しています。

ラストに済州島に新婚旅行にやってくるスターの役でチャン・ドンゴンの友人の『イヴのすべて』にも出演していたハン・ジェソクが友情出演しています。

観光地が随所に出てきますので、映画を見ながらチャン・ドンゴンになって済州島をぐるりと巡った気分になれるでしょう。

今は夫婦となっているチャン・ドンゴンとコ・ソヨンが出会いを深めるきっかけとなった作品です。

tashiro

5年間も付き合った女性から別れを告げられ、それ以来恋することをどこかあきらめてしまっている男性と、運命を信じているようなけなげな女性。大きな盛り上がりはありませんが、そんな誠実な男女がお互いの気持ちをそっと探りながら穏やかに恋に落ちていく過程は見ていて心が洗われるような気がしました。
舞台となっている済州島は韓国では新婚旅行の地として有名な場所。『オールイン』などのドラマの撮影にもよく使われており、ドラマ好きの国内外の観光客が大勢訪れています。