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私たちの生涯最高の瞬間

『私たちの生涯最高の瞬間』は、2004年のアテネオリンピックで激戦の名勝負を繰り広げて人々を感動に導いた女子ハンドボール国家代表チームの実話を描いた映画です。

『ワイキキブラザーズ』が高い評価を受けたイム・スンレ監督の7年ぶりの長編で、社会弱者たちに暖かい視線を注いでいく手堅い演出力で、作品性と大衆性を兼ね備えた、女たちの汗と涙の人間ドラマを生み出しました。

『太王四神記』のムン・ソリ、『パリの恋人』のキム・ジョンウン、『オールドミス・ダイアリー』のキム・ジヨンに『甘く殺伐とした恋人』などのチョ・ウンジ、そして監督役でオム・テウンが出演。

選手役を担った女優陣には、代役を使わずに本物のハンドボール選手の技量に近づくことが求められました。そのために撮影の3ヶ月前から週に4日、一日8時間にも及ぶハードな特訓が行われ、基礎体力作りから始まって実際に国家代表選手たちからハンドボールを習いました。あまりにも大変な訓練で、突き指は当たり前、怪我だらけにもなり、きつすぎて吐いてしまったり、つら過ぎて泣いてしまったりしたこともあるなど、この映画にはまさに出演女優たちの闘魂と情熱が詰まっており、それが画面からも熱く伝わってきます。

400万人を超える観客を動員する大ヒットを記録し、青龍映画賞や百想芸術大賞で作品賞を受賞したほか、アフロヘアで登場するキム・ジヨンが青龍映画賞を始め4つの映画賞で助演女優賞を獲得、またキーパー役のチョ・ウンジが春史大賞映画祭で新人女優賞に輝きました。

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