映画解説

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タイトル マイボス マイヒーロー2 リターンズ
韓国公開年 2006年
出演者 チョン・ジュノ ハン・ヒョジュ チョン・ウンイン キム・サンジュン
監督 キム・ドンウォン

【 映画紹介 】

『マイボス マイヒーロー2 リターンズ』は、ヤクザの親分が高校に通うことで巻き起こる騒動を描いた人気コメディーシリーズの第2弾です。

2001年に公開され、620万人という大ヒットを記録した『マイボス・マイヒーロー』は、日本でも2006年にTOKIOの長瀬智也主演でドラマ化もされました。

前作で、組長の座を受け継ぐために、学歴を作ろうと高校に通いなおすことになったヤクザの親分が、本作では、その5年後という設定で、大学生になり、教育実習生として高校に舞い戻るところから始まります。担当教科はなんと、倫理。今回も生徒や先生たちとドタバタの騒動を繰り広げながら、教育現場の不正に怒りの刃を向けるのでした。

前作で主演を演じ、一躍興行俳優(ヒットメーカー)となったチョン・ジュノが再び当たり役に挑戦。彼を取り巻く仲間たちに、チョン・ウンイン、チョン・ウンテク、キム・サンジュンらおなじみのメンバーが再集結し、笑いを巻き起こします。

『春のワルツ』『華麗なる遺産』のハン・ヒョジュがこの作品で映画デビューを飾りました。

監督は、CMや映画の予告編制作などで経歴を積んできたキム・ドンウォン監督で、デビュー作となる本作品で、前作に迫る600万人を越える観客動員に成功しました。

tashiro

変化を好む気質のせいか、韓国ではシリーズ第2弾と銘打っても、設定やキャストの一部が変わっていたりして、ちゃんと設定を受け継いだ、メインキャストが全員揃っての本当の続編というものはあまりないんですね。でも『マイボス マイヒーロー2 リターンズ』は5年もたって、主要メンバーがそのまま再集結した珍しいケースでした。『マイボス マイヒーロー』シリーズはこのあとキャストを総入れ替えして第3弾が制作されましたが、それとは別に、シリーズ2のキム・ドンウォン監督とチョン・ジュノ、チョン・ウンイン、チョン・ウンテクとキム・サンジュンはこの2年後『遺憾な都市』という映画でまた一緒に作品を作っています。