今シーズンの韓国の『エリザベート』で
もう一回パク・ヒョンシクトートを見たいというのが
懸案事項だったので、
なるべく行きやすい地方公演を狙っていて、
先月のプサンも考えたのですが、
水原の方がソウルとの行き来がしやすいなと思い
6日の水原に見に行くことにしました。
というわけで、観劇レポの前に
地方公演遠征レポという感じで書いていきます。
5日が仕事でしたので
6日の朝便で行くことも考えましたが、
それだと2時の開演に間に合わないと思い、
探してみたら深夜便があるんですね!
夜に行く必要性が今までなかったので
知りませんでした。
深夜2時に羽田を出発して4時35分にインチョンに着きます。
仕事終わりでそのまま羽田に行ったので
チェックインまでものすごく時間があり
普段は行かないデッキに行ってみたり
プラネタリウムカフェを体験してみたりと
空港内を探検しちゃいました。
このプラネタリウムカフェってなんだか不思議でした。
暗い中で飲食していると、
時間になってプラネタリウムが始まったり
ドームに映像が映し出されるという感じ。
なにせカフェでもあるので
プラネタリウムほどの星空の肉薄感はないですが…。
また当然のごとく店内は暗いので作業するのには向かず、
シンプルに久しぶりに星空でもみてみようかな~
というつもりならいいかなと。
ここで1時間ほどプラネタリウムや映像などを見て過ごした後は、
江戸日本橋コーナーのさらに先の一番奥の方にある
「和カフェ」に行きました。
ここだとご飯も食べられるし、
そのままいろいろ作業するのに電源があるからなかなか良かったです。
そして、この深夜便はけっこう混んでました。
夜中の2:30でもしっかり食事が出るのには驚きましたが。
軽食でもなくビーフシチューでした。
そうして4:35分に仁川到着。
ここからまた地下鉄を乗り継いで
2時間半かけて水原に向かいました。
水原に前乗りしているミュー友がいたので、
彼女のお部屋に朝8時にお邪魔して
仮眠をとらせてもらいました。
なにせ、ミュージカル見るのが目的なので
睡眠不足がたたって肝心の舞台の最中に寝てしまうわけにはいきませんから!
で、1時間半ほど眠ったら
観劇前の腹ごしらえです。
水原に来たからには、
名物の水原カルビを食べなくては!
ということで、
評判のよい「ボンスウォンカルビ」で、
ランチメニューのカルビ定食を
いただきました。
水原カルビとか、タレに付け込んだ骨付きの味付けを施したカルビ。
甘めの味付けで美味しかった😋🍴💕
これで一人25000ウォンでした。
水原の劇場はルーブル美術館のような
ガラスのオブジェが広場にありました。
ヒョンシクのトート、
昨年の12月以来でしたが
凄く良かったです!
12月は、まだ所作やもろもろを
正しい型でやろうと意識してる感じがあり
板につききれていない気がしましたが、
この日はもうすっかり
全てが自分のものになっていて
堂々たる黄泉の帝王でした。
声量もたっぷりで聞かせてくれますし🎵
もうすっかりミュージカル俳優の歌声でした!
そして、相変わらず美しい~。
すべてのしぐさに余裕が感じられて、
エリザベートに相対する時も
左手を石像のところに置いて斜めに立っていたり、
ルドルフと「闇が広がる」を歌う前も
手すりに軽くもたれ座りしていての振り返りとか
手を胸元において恭しくお辞儀する姿とか、
ノーブルで硬質で静謐な美しさがありました。
ダンスの体の切れも美しい‼
宝塚のスターみたい‼‼
医者姿の時のロングコートに深めにかぶったシルクハットも似合う。
口元しか見えないけど、それがまた美しい!
ああ、もう「美しい」しか言葉が出てこないわ(爆)
「みとれる」というのはこういうことね~
と幸福に浸りながら見ていました。
ヒョンシクはこの日、
6月に軍に入隊のニュースが出ただけに、
見ている方も「あ~しばらく見られなくなるんだなあ」
と寂しさに襲われ、感慨もひとしおの舞台となりました。
そして、出待ちです。
出てきたヒョンシクはすっかり好青年(笑)
「来週のソンナム公演がいよいよ最後で~」と言ったところで感慨深くなったのか、ちょっと言葉を詰まらせていましたが、「最後まで気を引き締めてやります!」と宣言して帰っていきました。
ヒョンシクのことばかり書きましたが、
オク・チュヒョンも、シン・ヨンスクも
皇帝たちも、みんな素晴らしく、
わざわざ水原まで足を延ばした甲斐のある舞台でした。
おまけ…
マチネとソワレの合間にちびルドルフ君のお帰りにばったり遭遇。
写真を撮らせていただきました。
この日の「ヌグセヨ~?(誰ですか?)」
「カジマセヨ(行かないでください)」
という、
ちびルドルフ君のトートに向かって言うセリフ回しの語尾が
ものすごく可愛くて、
甘えん坊のルドルフ君になっていました^^
2019年4月10日執筆