スター列伝・スターコラム

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リュ・スンボム

略 歴

1980年生まれ。高校時代は音楽やダンスに夢中で中退してしまったという自由人。その後、兄であるリュ・スンワン監督のインディペンデント映画『ダイ・バッド~死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか』に出演して、悪の道に走ってしまう危うい高校生を演じて鮮烈なデビューを飾りました。これで大鐘賞新人男優賞を受賞しました。
2001年には、ドラマ『華麗なる時代』で、優等生の兄と同じ女性を愛してしまう破天荒な弟の役で大衆的な人気を得ました。やんちゃな悪がきのような役どころが多い中で、15歳も年上の女性との真摯な恋愛を描いたドラマ『孤独』(02年)や、幼なじみを愛する警察官を描いた『サンシャイン・オブ・ラブ』(04年)での切実な演技は女性ファンを増やしました。
独特な個性と圧倒的な存在感で、今や韓国映画界の看板スターの一人。7歳年上の兄も今やスター監督で、韓国映画界では‘リュブラザーズ’と呼ばれ、『ARAHANアラハン』『クライングフィスト』など、タッグを組んで次々とヒット作を世に出し、ひっきりなしに映画出演が続いている売れっ子です。
(2006年1月)