ドラマ解説
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タイトル | 明日に向かってハイキック! |
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韓国放送年 | 2009~2010年 全126話 |
演出 | キム・ビョンウク |
脚本 | イ・ヨンチョル |
出演 | チェ・ダニエル ユン・シユン ファン・ジョンウム シン・セギョン |
【 ドラマ紹介 】
『明日に向かってハイキック!』は、シットコム『思いっきりハイキック!』の制作陣が放つ第2弾です。ただ、設定も違いますし、続けて出ているのもイ・スンジェ先生だけなので、続編ではなく別ものとして楽しめます。
このハイキックシリーズは、『順風産婦人科』などを大ヒットさせてきた「シットコムの大御所」と呼ばれるキム・ビョンウクプロデューサーが手掛けているだけあって、一筋縄ではいかない面白さに満ちています。なので、「シチュエーションコメディだから…」という偏見で見ない人がいたら本当にもったいないといえる作品です!!
父親と生き別れ、山奥からソウルにやってきて、ある食品会社社長の家に家政婦として住み込むことになった姉妹と、社長一家など、個性豊かなキャラクターたちがたくさん登場します。基本的にコメディなのでおもしろい話も展開されますが、そこにふっと家族の情が感じられたりもして。負い目や悲しみをかかえた姉妹が主人公のせいか、笑えたり、ジーンとしたりと、毎話ごとにいろんなオチがあって、それぞれ秀逸なんです。「サザエさん」を見ているような安心感の中で、喜怒哀楽がきちんと描かれているのがうまいと思いました。
前シリーズの『思いっきりハイキック!』も最後にすごく泣かされる展開でしたが、今回もホロリときたり、人へのちょっとした気のつかい方にジ~ンとしたり、すごく巧みだと思いました。
チェ・ダニエル、ユン・シユンというイケメンが出てくるのも見どころで、彼らとシン・セギョン、ファン・ジョンウムの4人の関係のおもしろさから目が離せません。『彼らが生きる世界』や『よくできました』ではどっちかというとうるさいキャラだと思っていたチェ・ダニエルですが、このお医者さん役には惚れました!チュ・ジフン似のユン・シユンもかわいいです。
イ・スンジェ先生をめぐる話など、前作に輪をかけておもしろいので、まだ見ていないという人は絶対、見るべしです。
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