ドラマ解説

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タイトル 軍検事ドーベルマン
韓国放送年 2022年
演出 ジン・チャンギュ
脚本 ユン・ヒョンホ
出演 アン・ボヒョン チョ・ボア キム・ウソク オ・ヨンス キム・ヨンミン

【 ドラマ紹介 】

<ドラマ概要>
『梨泰院クラス』でおなじみのアン・ボヒョンが
初主演を果たした、軍人たちを裁く軍専門検事の
復讐と活躍を描く法廷・アクションドラマ。

学校になじめず、中卒の司法試験合格者となったものの
学歴がないためにどこのローファームからも断られたト・べマン。
そんな彼でしたが、
大金で雇うから5年間、軍検事として指示通りに働いてくれ
と大手法律事務所の代表ヨン・ムングからスカウトされます。

こうしてお金のために軍検事になったト・ベマンと
復讐のために軍検事になった女、チャ・ウインが出会い、
最初は言われるがまま悪事に加担してきたべマンが
自らのやるべきことに目覚め、
チャ・ウインとタッグを組み、
腐敗した軍隊の巨悪の構造を正して
本当の軍検事へと成長していく物語です。

<見どころ&感想>
犯罪者が軍人の場合、民間裁判所ではなく
軍事裁判所でのみ、その罪を問うことができる。
だから軍人である軍検事の存在がある
というところにスポットを当てたのが新鮮です。

そしてまたアン・ボヒョンの軍服姿が
きりりとかっこいいんです。
お金のためなら白も黒にしてきた腐れ検事として登場し、
口がうまくて、軽妙に立ち回れる軽妙洒脱な男を
チャーミングで魅力たっぷりに演じています。

そしてチョ・ボア扮するヒロインの女検事が強いのなんの。
この二人がナイスなチームワークで
悪党どもを成敗していく様は小気味よくて、
すっきり痛快です。

そしてもう一人大注目なのが、
とんでも坊ちゃんを演じたキム・ウソク。
4回にわたるオーディションで選ばれたというだけあって、
最初はとんでもなく嫌な奴なのですが、
中盤からどんどん変化を見せていく姿を
とっても繊細に演じていて印象に残ります。

韓国初の軍法廷・アクションドラマで、
軍隊ならではの陰湿ないじめや事件の隠ぺい、
パワハラ問題などが描かれます。
この辺りは『D.P』とも重なりますね。

韓国では回を重ねるごとに視聴率が右肩上がりで
自己最高視聴率を更新し、
最終回では視聴率10%を突破しました。