映画解説

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タイトル ドクターK
韓国公開年 1999年
出演者 チャ・インピョ キム・ヘス キム・ハヌル
監督 クァク・キョンテク

【 映画紹介 】

『ドクターK』は、不思議な運命を背負った青年医師を巡るメディカル・ミステリーです。

神経外科医のカン先生(チャ・インピョ)はろくに寝なくても平気な顔で手術をし、助かる見込みのない幼い患者をも蘇らせたという経歴の持ち主で病院でも一目置かれる存在です。その一方で、夜になるとよく山に出かけたり、リハビリ用のプールで姿が目撃されたりと不思議な行動が目に付きます。彼と医大の同期で、ひそかに彼に思いを寄せている麻酔科の女性医師ジス(キム・ヘス)は、彼のことを調べ始めますが、彼の生い立ちに端を発する思いがけない事実がわかるのでした。

『友へチング』『タイフーン』などで知られるクァク・ギョンテク監督の初期のころの作品で、カン先生の神秘の謎が少しづつあらわになっていくというミステリー形式のなかに、カン先生を挟んだ同僚医師のジスと19歳の脳腫瘍の少女(キム・ハヌル)との恋心が交えて描かれていきます。

一見冷たくみえながらも温かさを持った謎の医師をチャ・インピョが演じ、謎を解き明かしていく同期の医師にキム・ヘスが、そして病気の少女にキム・ハヌルが扮しています。

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いかがでしたか?この映画は公開当時、韓国で始めてのメディカル・ミステリーを標榜した作品でした。