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ミュージカルツアー

ミュージカルツアー『アイーダ』編

12月の第2弾で行った韓国ミュージカルツアー。

こちらでは『アイーダ』と『レベッカ』を観ました。

初めてツアーにご参加の方は5人で

あとはリピーターの方でした。

お食事の時にそれぞれ自己紹介をしていただくのですが、

元々ブロードウェイなど本場で観ていたけれど、

この夏に初めて韓国で『ベンハー』を見て大ハマりして

これはもっと韓国ミュージカルを見てみたい!と

いろいろと韓国ミュージカル情報を探して

こちらのツアーを見つけてくださった方や

 

宝塚の『アイーダ』である『王家に捧ぐ歌』は

大好きで見ているので

こちらはどうなのかなと思って~という方、

 

ソウルは2回目のミュージカル超初心者です!

という方、

 

そして、いつも交流サロンの方には

よく来てくださっていた方々が、

「一度ツアーにも参加してみたかったんです~」

ということでご参加いただきました。

ツアー初日は『アイーダ』です。

この作品はディズニー制作の作品で、

日本では劇団四季が上演していました。

でもこのバージョン、

著作権元が今シーズンで上演終了を決めたために

今回を持って最後になるという特別な公演になっているんです。

『アイーダ』は、

エジプトのラダメス将軍と敵国の王女アイーダと

エジプトのファラオの娘アムネリスが織りなす

三角関係をメインにした物語で、

照明使いが美しいし、

所々「あれ、ここってエジプト?」

と思っちゃう衣装やシーンもありながら、

色鮮やかな美術、セット、衣装などの

めくるめく華やかさと華麗なダンス、多彩な音楽、そして

切ない愛のドラマに惹きつけられる作品です。

 

ラダメス将軍は自由と冒険を求める魂の持ち主で、

エジプトが近隣諸国に攻め入って

支配下におさめている先導役を担っている将軍です。

戦うことに疑問を抱いたこともなく、

イケイケの精神で、太陽のような明るさを持った人物。

アムネリスというファラオの娘と親が決めた

長年の婚約関係にありながらも、

結婚は縛られてしまうし、

ましてやファラオの婿になるのは重責も担うので

先延ばしにしたいと思っているという

野望よりも自由を好む男性です。

そんなラダメスが

敵国ヌビアの王女と知らずに奴隷として

連れてきたアイーダの気高さと

自分と同じ自由を求める魂に共鳴して

今までの自分を顧みて素直に謝り

アイーダを愛するようになっていくのです。

ここで私がいいなあと思うのは、

ラダメスの潔さと愛に対するまっすぐさ。

戦う男たちは結構そうですね。

韓国ドラマでの『太陽の末裔』でも

軍人は次の瞬間自分の命もどうなるかわからない

場所に身を置いているから

愛の駆け引きをしている時間がもったいないというか、

好きなら好きと伝えておかないと~

というところがあって潔かったです。

 

で、ラダメスも婚約者がいながらも

まっすぐにアイーダに愛をぶつけていくんですね。

そんな風に向かってこられて

アイーダも、自分の国を滅ぼした将軍だし

最初は強く拒んでいるのですが、

惹かれる心は押さえきれず

恋と使命との間で葛藤する苦悩がいいんですよ。

これ以上はこの愛はダメかも…という時も

へたな愛想尽かしとかもせず、

「愛しているけど別れましょう~」

というストレートさがかえって清々しいです。

よくドラマだと

愛しているくせに

「もうあなたのことは嫌いになったから」とか

「最初から愛していなかった」とか強がった嘘を言って

愛想尽かしをさせて自分を忘れさせようとしますが、

個人的には、

「素直に『愛しているけど事情が許さないから別れよう』

と伝えた方が心の傷にならずに済むと思うけどなあ」

といつも思っていたんです。

ま、それじゃあドラマチックになりにくいんだろうけど(^-^;

だから、この『アイーダ』は2人ともがストレートに

気持ちを伝えあっていて、そこが心地よく感じました。

 

ああ、そして

おしゃれにしか興味がない風だったアムネリスも

嫌がおうにも成長せざるをえず、

それでも誰も理不尽に責めたりしないという

描き方がいいところも感動につながっています。

 

ラストの終わり方がいいので

悲しい結末だとしてもなんだか救われますね。

そこが『スウィニー・トッド』の救いのなさとは対照的かな(^-^;

で、見終わって必ず出る感想が今回も出ました。

大興奮の面持ちとともに

「すごいですね!」

そして

「なんでもっと早くに見なかったのかしら!」

の2つです。

 

そうなんですよ。

これ来年の2月で終わっちゃったら

もうこのバージョンは二度と見られないわけですから~。

でもまだあと2カ月ある!

見ようと思えば

ソウルまでくれば見られますから~。

 

 

ミュージカルに限らずファンミもライブも

みんな「いつか参加しよう」

とか悠長に思っている場合じゃないなあと思います!

それぞれにきっとご家族のこととか

自分の両親の介護とか、

事情はあると思いますが、

そうじゃない方でも一歩が踏み出せなかったりして、

なんかもったいないなあと思います。

 

見たいな、行きたいなと思ったとしたら

それがもうタイミングなんです。

●●したら行こう~とか

言ってると機を逃します。

 

●●だから行くわけにはいかない~

というのもご自分の思い込みだったりします。

周りは意外に気にしていないものです。

それに、そもそも

そんなに周りを気にするべきなのか?

とも思います。

 

どうせいつか行く気持ちがあるなら

少しでも体力のあるうちに行きましょう。

たとえ75歳の方でも、

思い立った「今」が

あなたのこれから人生の中では一番若いのです!

ほんとこれ、ミュージカルに限らず

何かやりたいこと、

どこか行きたいところ、

人生すべてに通じますから!

 

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ミュージカルツアー『レベッカ』第2弾と『スウィニートッド』記事はこちら

 

2019年12月30日執筆

 

 

 

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