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ヤン・ジヌ

略 歴

1979年生まれ。小学生の時家族で移民し、大学卒業までオーストラリア暮らしをしていました。大学時代には札幌大学の交換留学生として日本に4ヶ月間滞在した経験があります。大学卒業と同時に俳優になろうと決意し、韓国に帰国。演技のレッスンを受けて、2002年に時代劇ドラマ『大望』のオーディションに合格、ソン・イェジンを見守る商人の役どころでデビューしました。
2003年の『黄山が原』が映画デビュー作。短い出番ながらも、敵に1人で戦いを挑むという印象的な役どころでアピールしました。2004年の映画『達磨よソウルに行こう』では頭を丸めて僧侶役を好演し、続くドラマ『マジック』では、心優しき青年が、愛を奪われ、クールに変わっていく男性像を演じて女性ファンが急増しました。大きな転機となったのが2005年、TBSの昼ドラマ『ヤ・ク・ソ・ク』への出演でした。南野陽子と恋に落ちる青年役で日本でもおなじみの顔となり、韓国よりも日本でのほうが知られる存在になりました。それが、2006年に帯ドラマ『変な女、変な男』に、ヒロインに思いを寄せる青年実業家の役で途中から合流すると、品のある清潔な甘いマスクのヤン・ジヌに注目が集まりました。40%を越える視聴率となったこのドラマへの出演で、ヤン・ジヌは韓国で一気に知名度を上げました。
今年は初の主演映画『青い自転車』で、右手に障害を持った象の飼育係を演じたり、ケーブルテレビのドラマ、女版『恋するハイエナ』と呼ばれる『ロマンスハンター』で完璧な男性役で登場。またキム・ユンジン主演の『セブンデイズ』では精神を病んだ男に扮しているなど、イメージの異なる役柄に果敢に挑戦しています。
(昨年撮影した映画『伝説の故郷』も公開されるなど、活躍が目立っています)
(2007年9月)