『ファラン』

ミュージカル

大学路で、
５人の男の子たちが出てくる「ファラン」を観ました。

「ファラン」は、前から気になっていたのですが、
なんとなくの先入観で
な～んちゃってミュージカルなのかなと思ったら、
新羅時代の美貌と武術を兼ね備えた
精鋭部隊‘ファラン’志望の青年たちの成長期という感じで
ちゃんと作ってありました。

でも劇場自体の雰囲気がちょっと大衆演劇のノリというか、
ご贔屓がいたらたまらない距離感なんです。

私は一番前の列だったのですが、
舞台への段差がないというか、地続きで、
私の足から２０センチ先がもう舞台なんです。
足投げ出したら引っかかりそう。
近すぎて見てるほうが照れます（笑）。
剣を振り回すのも当たらないかとドキドキで。

※右下が私の足です。すぐそこの線からが舞台です。

で、皆で上半身裸になって訓練する場面もあって、
目のやり場に困りました（笑）。
ファランの化粧をする場面では、
「僕にお化粧してください」って、
化粧箱を持って客席に来たり、
剣の殺陣や群舞なども随所にあって、
超シンプルな舞台ながら、
いろんな見どころを入れてうまく作ってありました。

その日は観客が３０人弱と、
小劇場にしても少なかったのですが、
その少なさをものともせず、
全力のパフォーマンスを見せてくれました。
向井理に似た子や２PMのチャンソン似の子など、
タイプの違うイケメンぞろいで、
そんな彼らが日替わりで出るので、
リピーターが結構いて、
スタンプカードにスタンプ押してもらってました。
２時間弱の舞台なので、
映画を見る気軽さで楽しく見られます。