韓流ソムリエ 田代親世の韓国エンタメナビゲート

昨日行って来ました。
イム・テギョン、オク・チュヒョン、
キム・スンデ、チョン・ドンソクら韓国のミュージカルスターが出演する
ミュージカルコンサート。

いやあ、もう、す～ばらしくて、
聞いているあいだじゅう、
感動で胸が高なりっぱなしでした。

イム・テギョンの甘く包み込むようなロマンチックな歌声、
オク・ジュヒョンの、身震いするほどの何かを掻き立てるような
圧倒的な歌声。
キム・スンデさんのチャーミングで若々しい歌声、
そしてチョン・ドンソクさんのパワフルで真っ直ぐな正統派な歌声。
4人4様で、しかも有名なミュージカルナンバーばかりだったので、
馴染みもあり、本当に豊かな時間で、大満足。
歌声に酔いしれ、堪能しました。

歌声にはこんなにも人を感動させる力があるのだなあと
改めて感じられました。

今回は一日限りの特別イベントとあって
会場の赤坂ACT　シアターもいっぱいのお客さんで、
韓国からも大勢のファンが見に来ていました。
これ、本当に、韓流うんぬんに限らず、
音楽好き、ミュージカル好きの方は
観に行くべき内容だったと思います。
それほどの充実感。

昼も夜も2回とも行きましたが、
何回でも聞きに行きたい感じでした。
だから2回でよかったかも。
もっとあったら通ってしまうので大変でしたね、きっと。
それくらい、もうずっと聞いていたいというものでした。

2月に韓国で見たオク・チュヒョンの「レベッカ」が
それはそれは素晴らしかったので
今回もその歌を聞けるのがとても楽しみでしたが、
やはり圧巻でしたね。
彼女は歌が上手いのはもちろんですが、
それを超えた、人の心を揺さぶる何かを
持っている人ですね。
特に、「エリザベート」や「レベッカ」での、
人生の哀切や深い念がこもった歌をうたうと、
何かこう聞いていると熱いものがこみ上げてくるというか、
歌声にしっかり人生が乗っかっているというか、
そんな気がして、いつも居ても立ってもいられないような
感動を受けます。

まだ彼女の歌を聞いたことのない方は
ぜひ体験して下さい。

今度7月５、６日に「ウィーン・ミュージカル・コンサート２」
が渋谷Bunkamuraオーチャードホールであるのですが、
そこにオク・チュヒョンさんも特別ゲストで出演するそうです。

（2013年04月02日執筆）