ドラマ解説

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強力おすすめ

タイトル 宮廷女官若曦(ジャクギ)<番外:中華ドラマ>
韓国放送年 中国放送年 2011年 全35話
演出 リー・クォックリー(李國立)
脚本 ワン・リージー(王莉芝)
出演 リウ・シーシー(劉詩詩)ニッキー・ウー(呉奇隆)ケビン・チェン(鄭嘉穎)ユアン・ホン(袁弘)ケニー・リン(林更新)ハン・ドン(韓棟)

【 ドラマ紹介 】

ときは18世紀初頭。清朝4代皇帝康熙帝の時代にタイムスリップしてしまった現代女性が体験する一大歴史ロマン。ネットから火がついた人気小説のドラマ化で、中華圏で空前の大ヒットを記録しました。

ほかのタイムスリップものと一線を画すのは、魂のみが時空を超えるというところ。

‘若曦(ジャクギ)’という、清朝に元からいた女性の身体に現代女性の魂が乗り移って新たな人生を歩んでいくことになります。この新発想に加え、彼女が投げ出されたのは中国の歴史上でも一大スキャンダルと言われる9人の皇子たちによる皇位を巡る争いが繰り広げられようという渦の中だったというところがポイント。

康熙帝を筆頭に、個性豊かな美しき皇子たちから寵愛を受けていく若曦が、彼らの行く末を知るが故に、愛に苦悩し、歴史を前にどんな選択をしていくのか、皇子たちの熾烈な権力戦いと相まって目が離せません。

終盤は涙にむせぶ展開で、まるで一大歴史絵巻を見届けたかのような、もののあわれを誘う余韻が残ります。

愛の三角関係

若曦の愛と皇位を巡って最大のライバルとなるのが第4と第8皇子。

若ギにとっては姉の夫であり、女性に優しく八賢王と称される8皇子の穏やかで温かな愛。そして、ポーカーフェイスで冷静沈着、後の雍正帝となる4皇子の、人の気持ちを見透かすような鋭い愛。若曦はこの2つの愛を前に葛藤していきます。

特に4皇子に対して、未来の皇帝で恐ろしい粛清政治を行った人だと知っているので恐れが先に来て緊張してしまうのですが、それを自分を好きだからドキマギしているのだと4皇子に勘違いされていく展開が面白いです。

ツンデレ好きには4皇子の言動のあれこれに萌え必至です。

 

イケメン皇子たちの競演

若曦に関わってくるのは主に6人の皇子たち。いずれも中華圏の美男俳優たちが揃い踏みで話題を呼びました。
でも頭が辮髪スタイルじゃあねぇと引き気味のあなた、そんなことはありません!
これが全く気にならなくなってくるのです。
逆に髪型でごまかせないぶん、顔の造作の勝負となり、美形度が目立ちます。

若ギとソウルメイトのような関係を築く、義侠心に富む13皇子、良き友となる好男子の14皇子、かわいい10皇子、冷酷な9皇子…と、いずれも魅力的なので目移りするかも。
このかつては笑い合っていた兄弟たちが権謀術数を繰り返し悲劇を辿って行くさまには胸が痛みます。

目を引く衣装

女性たちの髪の結い方や可愛らしい花飾り、そして艶やかな刺繍を施した光沢のある上品な色合いのマオカラーの衣装が美しいです。
純白の毛皮のネックウォーマーも温かそうで、衣装を見るのもこのドラマの楽しみの一つですね。

また若曦の仕事が皇帝にお茶を淹れることなので、茶器などの調度品も凝っていて、ドラマを見たあとは、蓋付きの茶器でお茶を頂きたくなります。

 

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