ドラマ解説
強力おすすめ
タイトル | 美男<イケメン>ですね |
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韓国放送年 | 2009年 全16話 |
演出 | ホン・ソンチャン プ・ソンチョル |
脚本 | ホン・ジョンウン ホン・ミラン |
出演 | チャン・グンソク パク・シネ ジョン・ヨンファ イ・ホンギ ユイ |
【 ドラマ紹介 】
『美男<イケメン>ですね』は、世間知らずの純粋な乙女が、双子の兄の代わりに男装してイケメンバンドに加入したことで巻き起こる胸キュンラブコメディー。チャン・グンソクを大ブレイクさせ、日本での第二次韓流ブームを巻き起こしたエポックメーキング的作品です。
ヒロインは健気でかわいい見習い修道女。音楽をやっている双子の兄がいるのですが、事情があって彼女が兄の代わりに男装をして男ばかりのイケメンバンドA・N・JELLに加入するはめになります。気難し屋のオレさまリーダーのテギョンは最初彼女を追い出そうとするのですが、思いがけなく美しい歌声を聞いて加入を認めます。そして間もなく、彼女が実は女だと気が付き、何かと気になる存在になってゆくのですが、もう一人の、穏やかで冷静なメンバーもヒロインのことを好きになって三角関係が展開されます。
ヒットドラマの要素がてんこ盛り
“俺様系”の男に惚れてしまった女の子の切ない思いと、そんな彼女にほだされていく”俺様”君。メンバーみんなで同じ屋根の下に暮らすという設定なので、同居ものであり、性別偽装ものでもあり、俺様系リーダーとやさしいフォロー王子という構図もあり…という具合に、女の子の好きな要素がてんこもりのドラマです。楽しくって胸がきゅんとして、萌え感がたくさんあってという、王道ラブコメの楽しさが存分に味わえるでしょう。
シニカルで潔癖症の俺サマツンデレキャラを演じたチャン・グンソク、いじらしくかわいいヒロインのパク・シネ。クールながらもやさしいギタリストを演じたCNBLUEのジョン・ヨンファ。弾けるかわいさのFTIslandのホンギ、この作品で全員が大人気となりました。
ジョン・ヨンファ演じる大人の愛し方ができる切ないキャラも魅力的なのですが、私は、潔癖症な俺様なのにヒロインにペースを乱されながら「本当はこんなキャラじゃないのに~」と文句を言いながらだんだん崩れていくチャン・グンソク演じるキャラクターが大好きでした。
劇中バンド“A.N.JELL”にも注目
人気アイドルバンドが主人公というだけあって、韓国芸能界の様子が描かれているのも見どころです。彼らの姿に自分の好きなK-POPスターを重ねて、「こんな風に同居しているのかな?」とか、「こんな風にやっているのかな?」と見るのも楽しいかもしれません。このドラマの脚本を手がけているのはホン・ジョンウン&ホン・ミラン姉妹。彼女たちの作品はいつもドタバタ感と胸キュンのバランスがいいんですね。あとは、ヒロインが困った時の助け方が少女マンガチックで、「出ました王子!」という感じで登場してくるなど、やっぱり乙女心をつくのがうまいなーと思います。
本当に楽しくって萌え感がたくさんあって、「キャー!」と画面に向かって喜びたくなるドラマです。
この作品が気に入った人は
・同じ脚本家の芸能界ものなら
・イケメンに囲まれる平凡女子という設定が好きなら
・男装して男性たちに囲まれる
…『コーヒープリンス1号店』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『花ざかりの君たちへ』
・オレさま男とそんな彼を好きになってしまった女の子の物語が好きなら
…『宮~Love in Place』『イタズラなKiss~Playful Kiss』
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