ドラマ解説

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タイトル 花より男子~Boys Over Flowers~
韓国放送年 2009年 全25話
演出 チョン・ギサン イ・ミヌ
脚本 ユン・ジリョン
出演 イ・ミンホ ク・ヘソン キム・ヒョンジュン キム・ボム キム・ジュン

【 ドラマ紹介 】

『花より男子~Boys Over Flowers~』は、
日本の大人気漫画を原作にした、大金持ちの麗しい美男子たちと
雑草のような庶民の恋を描いたラブコメディーです。

台湾、日本で既にドラマ化されて大人気を博していた『花より男子』。
この作品の魅力とは、すなわち、キャラクターの魅力でしょう。
何をおいても花のように美しい4人の男性 ‘F4’ を
しっかり揃えられるかどうかが肝心で、
そこに各国の美男子力が試されるといっていいのでは。
そこで、 ‘美男子王国’ 韓国がそのプライドをかけてがんばりました!
というキラキラした布陣で臨んだのが本作です。

特に私は原作でも、唯我独尊、傍若無人、横暴でえらそうなのに、
どこか抜けてて、恋にはピュアな憎めないガキ
という道明寺が好きなのですが、
その道明寺、もといク・ジュンピョを演じたイ・ミンホに落ちました。
男っぽい顔の中に漂う甘さ。
そんな彼が、チャンディの言動のひとつひとつに喜んだり、
傷ついたり、イラついたり、ドギマギしたりと、
この絶妙な表情演技からビンビン恋する男の気持ちが伝わってきます。
そしてちょっとバカっぽく驚いたりするときの隙ありの可愛いさ。
加えて、186センチの長身に長い手足という体をかがめて
前のめりになりながらチャンディをすっぽりと包む抱きしめ方がいい!
またタキシードの長いすそをなびかせて
チャンディのもとに駆けつける走る姿のかっこいいこと。
この身のこなしの美しさ、適度なセクシーさには
有無を言わせない吸引力があり、
ああ、もっと見ていたい!と釘付けでした。

花沢類ことユン・ジフを演じたキム・ヒョンジュンも、
本当に漫画から飛び出してきたような王子様ぶりで、
とにかく最後の最後まで掟破りのようにヒロインを優しく見守り続けます。
ジフの切なさは原作以上に表現されていて、
三角関係がずっと継続されていく。
これも切ない想いを描くのが得意な韓国らしさが現れています。

大まかなストーリーの流れは原作漫画どおりですが、
つくしことチャンディが水泳選手でジュンピョが泳げない
などという韓国独自の設定も施され、
原作エピソードの処理の仕方にも独自のアレンジが見られます。

またF4は、乗馬に射撃にカーレース、アメフトやアイスホッケー、
サッカーまで、良家の子息らしく何でもこなし、
セレブ感を増していますし、
ニューカレドニアやマカオのロケシーンも満載で、
ゴージャス感を加えてラグジュアリーに仕上げているのも
韓国版の特色です。

前半は漫画チックなラブコメの胸キュンの切なさで、
そして1年後の設定から始まる後半13話からは、
大人の世界の抑えた切なさでドラマを引っ張っていきます。

特に後半では、原作の流れを踏襲しつつも、
ジュンピョ父、ユン・ジフ祖父、ソ・イジョンの兄と父といった、
原作に登場しない人物も出てきてストーリーが広がっていくので、
原作ファンとしてもどうなるのか見逃せない展開です。

ドキドキ、ハラハラしながらも、
最後は気持ちよ~く締めくくられるのも嬉しく、
見ている間じゅう幸せな気持ちで、
見たばかりなのにまた見たい気になる1本です。

やっぱり、超金持ちでイケメンだけど性格に難ありの男が、
一人の女性と出会い、彼女を切実に一途に愛していくことで
ガラリと変わっていくという愛の力のすごさ、
そうさせるヒロインのパワーに対する
ファンタジーのような憧れがあるのでしょう。
そうあってほしいという夢がドラマになった作品ゆえに
多くの女性の心をつかんで離さないのだと思います。

 

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