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『太陽の花嫁』は、見始めたら止まらないタイプの、愛憎入り乱れる愛と復讐の物語です。

天真爛漫で明るく元気なヒロイン（チャン・シニョン）。夢を持ち、愛する人（チョン・ウヌ）にも出会って将来を誓い合った矢先に、幾つもの不幸に一気に見舞われます。

深刻な状況に陥った家族を救うため、彼女は愛する男性も、自分の夢をも諦めて、３５歳も年上の財閥会長との結婚を決意します。でも嫁いだ先は伏魔殿で、彼女は、財閥一家の権力闘争に巻き込まれていくのでした。

恐ろしい会長に強欲な財閥家族たちに囲まれ、何度も手折られそうになりながらも、凛として咲くユリの花のごとくにヒロインは立ち向かっていきます。

財産をめぐる女たちの戦い、会長とヒロインの戦い、そして会長とヒロインの恋人との戦いと、幾つものバトルが繰り広げられ、頑張れ！ヒロイン！という気持ちになりながら目が離せなくなります。

こういうドラマは、ドロドロバトルのやってやり返しての面白さとともに、ヒロインとラブラインをなす王子の存在がポイントですが、その点でもかなりポイントが高いドラマです。モデル出身の新鋭スター、チョン・ウヌが、切れ長の眼光鋭い眼差しで、凛々しき若武者のように会長に復讐の刃を向けていく姿がシャープでいいんですね。かなわぬ愛に葛藤していく姿も哀切でそそられます。また一人、素敵なスター発見！と嬉しくなるでしょう。

加えて、ヒロインを演じるチャン・シニョンの和む顔立ちと、純粋で真っ直ぐなキャラクターが好感たっぷりで、ドロドロ愛憎劇において、この美男美女カップルの清涼感のある純愛を見るのが何よりの楽しみでした。また二人の気持ちのやり取りなど、恋愛描写がすごく丁寧に描かれていたのも嬉しいところでした。

他にも、謎めいたボディーガードを演じている新人のソン・ユハの存在も気になり、若き美男子たちを見る喜びがあるドラマです。

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