ドラマ解説

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タイトル 私の名前はキム・サムスン
韓国放送年 2005年 全16話
演出 キム・ユンチョル
脚本 キム・ドウ
出演 キム・ソナ ヒョンビン ダニエル・ヘニー チョン・リョウォン

【 ドラマ紹介 】

『私の名前はキム・サムスン』は、韓国で視聴率50%を突破した国民ドラマです。

恋人に裏切られ、仕事もクビになり、就職相談所に行くも、専門職であるにもかかわらず、30歳だからとまるでゴミ扱いされてしまうキム・サムスン。ようやくレストランで仕事をさせてもらえることになるのですが、その若きオーナーが、これまた生意気でイケズな男なのですが、ひょんなことで、この2人は偽装恋愛をしていくことになるのでした。

‘30歳目前の口の悪い太めのパティシエ’という、従来のヒロイン像を打ち破る新しい女性キャラクターを生み出し、30代女性のリアルな声を代弁したとして世の女性たちの大いなる共感を得ました。キム・ソナ演じるサムスンは、自分の能力で堂々と生きていて、愛に出会っても決してそれだけに溺れることもなく、自分と向き合い、時々気弱になりながらも自分なりの志を成し遂げようと強く生きています。そして恋敵が登場しても変に相手に遠慮せず、でも筋も通すという姿が潔く、見ていくうちにどんどんサムスンファンになっていきます。

そんなサムスンの恋の相手となるのが、ヒョンビン演じる生意気なレストランのオーナー。心に傷を隠し、傲慢に振舞う男が、ありえないと思っていたサムスン相手に本物の愛を感じるようになっていく様がこのドラマの見どころです。他にも『春のワルツ』でおなじみのダニエル・ヘニーやチョン・リョウォンという新星スターらを誕生させました。

このドラマのいいところは、『冬のソナタ』に代表されるように、これまでの純愛ドラマで繰り返し語られてきた「何年経っても愛は変わらない」という理想を、「愛って変わってしまうものなんだ」という現実で描き、でもそれがちっとも嫌に感じず、そうだよね、そうやってどうしようもない感情を抱えながら人はみんな生きて行くんだねといとおしく共感できるところです。

終わるとわかっていても始めるのが生きるということ。明日のことはどうなるかわからない、だからこそ、今を一生懸命に愛し、仕事をし、生きていこうというメッセージが清々しく、胸に響きます。

鼻の奥がツーンとして、切なくも甘酸っぱい気持ちになるドラマです。

 

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