キレイな男 – 田代親世の韓国エンタメナビゲート

ドラマ解説

タイトル	キレイな男
韓国放送年	2013～2014年　全16話
演出	イ・ジェサン　チョン・ジョンファ
脚本	ユ・ヨンア
出演	チャン・グンソク　IU　イ・ジャンウ　ハン・チェヨン

【ドラマ紹介】

『キレイな男』は、チャン・グンソク主演、彼がタイトル通り、国宝級の美しさを持つ男に扮したラブストーリーです。

美しさを武器に女性たちに貢がれながら自由を謳歌していたマテ（チャン・グンソク）。でも、突然の母の死をきっかけに、謎の美女（ハン・チェヨン）から、自分が実は財閥会長の隠し子だと知らされます。そして父親に対面するには、まず１０人の女性たちから人生のノウハウを学びなさいと指令を受け、一つ一つ、ミッションをクリアしていくことになるのでした。

『ラブレイン』以来のドラマ出演となるチャン・グンソクは、『美男＜イケメン＞ですね』の時を彷彿とさせる、“俺様ドSぶり”を発揮。彼自身も大得意で、ファンも大好きな姿を炸裂させています。美しいルックスでみんなを虜にしていく魔性の男という役柄は、身体にぴったりと合った服を着ているかのような感じで、そんな彼が１０人の女性たちとどう絡んでいくのか、彼女たちから何を学んで成長していくのかというところも見どころとなっていきます。

マテを一途に愛していくヒロイン、ボトンを演じるのは、歌手のIU。マテのすべてが好きすぎて～という漫画チックなキャラクターを愛らしく演じています。そして、そんなボトンを好きになるのがイ・ジャンウ演じるダビデ。マテが「ビジュアルのきれいな男」だとしたら、彼は「心のきれいな男」といえます。マテは、最初は絶対的な愛を捧げるヒロインのことを歯牙にもかけないのですが、彼女を慕うライバルが現れると、とたんに気になってくる～という王道のツンデレ展開になっていきます。

単なるラブコメではなく、自分が大きな会社の会長の息子だと知った主人公の自分探しでもあり、さらにグループの後継者争いが絡んで緊張感が加わり、最終的には、女性を通じて人生の教訓を得ていく一人の男の成長ストーリーになっています。