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チャン・グンソク

※2011年6月号「私の時間」(ヒロ・コミュニケーションズ)より

ドラマ『美男ですね』の人気で、今や日本で大ブレイク中のチャン・グンソク。映画『きみはペット』の制作発表セレモニーで茨城空港に3000人を集めて熱狂させたことでも大きな話題になった。

しかし、さかのぼること4年前、日本映画の『着信アリFinal』でとうに日本進出していた。その時にプロモーションで来日した彼に初めてインタビューをした。

6歳のころから芸能活動をはじめ、中学の時、携帯電話のコマーシャルで一躍注目を浴びたスター。順調に来たかのように見えて、彼なりにほかの俳優に後れを取っているというコンプレックスを持った時期もあったそう。そんな経緯を経てちょうど数えで20歳を迎えたところだった。そのせいか、自分はもう大人なのだからこれまで以上にしっかりしないと…という自覚がひしひしと伝わってきた。そして語った。「これからはもっと責任感をもって、しっかり俳優の位置に入っていけるように、‘チャン・グンソク’というブランドを開発していく必要があると思います。旅行に行ったり本を読んだりしていろんな知識を身につけて幅広い人間になりたいです」と。なんとしっかりした青年か、と感心したものだったが、その言葉通り、彼は着実に成長してきた。

日本語も、もともと中学時代から好きで勉強していたのに加え、2年前には日本に短期ではあるが、日本語留学した。仕事が乗り始めて忙しい時期にもかかわらず、将来の自分への投資だという考えで実行に移したのだ。

俳優としても研究熱心で、『快刀ホン・ギルドン』も『美男ですね』も、美しくもちょっと独特なビジュアルなのだが、それも彼が役のイメージを考え抜いて自分で作りこんだものなのだそう。昨年、『美男ですね』のイベントの時、私は司会を務めたのだが、チャン・グンソクは、自分が出る場面について積極的に意見を出して的確に指示を出していた。4月末には歌手として日本デビューも果たし、その勢いは止まらない。それも、日ごろからの着実な努力が実を結んでいるのだなあと改めて頼もしく思うのだった。