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イ・ドンウク

※2013年2月号「私の時間」(ヒロ・コミュニケーションズ)より

『女の香り』という余命を宣告された女性のラブストーリーで、御曹司の本部長を素敵に演じて人気急上昇のイ・ドンウク。色白で、彫りの深い、エキゾチックな綺麗な顔立ちなので、神経質で繊細な雰囲気を漂わせているが、知ってみれば、ご本人曰く、‘大雑把’な、かなり‘男っぽい’青年なので、そのギャップに驚かされる人である。先日私がMCを務める番組にゲスト出演してくれた時、それは顕著に感じられた。イ・ドンウクさんは、淡白で、話し口調がそっけなくて愛想なしなので、最初挨拶を交わしただけだと不機嫌なのかしら?と誤解しそうなのだが、飾り気がないというか、率直というか、そういう性格なのだ。逆にそれがわかると、そのそっけなさがなんだかいちいち面白い人でもある。そうかと思えば、椅子に座る前にはレディーファーストでMCの私に先に座るように勧めてくれる。他にも真顔でしれっと冗談言うので、今のは本気なのか冗談なのか判断に迷ったりもするが、逆に、思ったことがそのまま言葉になっている、裏表のない男気のある人なので、知れば知るほど好感度がグングン上がっていく。ギャップの振れ幅が大きいというのは彼の武器であろう。

「ぼくは誰がどう見ても典型的なB型なんです」と自らマイペース宣言をし、ズバズバっとシニカルなことも遠慮無く発言するので、サービス精神が旺盛で何ごとに対しても丁寧で優等生的な韓国俳優のイメージがサラリと覆される。でも決してマナーが悪いわけではなく、男の子っぽく、あっさりとそっけないだけなのだ。とにかく新鮮。誰に対しても媚びがないので、ぶっきらぼうに見える反面、気持ちいいというか、面白い。でもきっと、短い時間だとその良さがわかりにくいかもしれない。実際、誤解している記者も何人もいるくらいだ。だからこそ、好青年ぶりを知ってしまうと、「本当はとっても良い人なんですよ」と伝えなければという使命感にかられてしまう。そんな風に韓国俳優の中でも珍しい持ち味の人である。