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イ・ギョンヨン

※2001年4月発行「韓国エンターテイメント三昧vol.2」(芳賀書店)より

眉間にくっきり深いしわ。苦み走ったいい男。
このおじさん、小太りにもかかわらずメロドラマの主役なんかやってしまう。
ドラマ『花火』(2000年)ではチャ・インピョとイ・ヨンエを争って、勝ってたもんね。若い頃は身体も顔もシャープで、甘さ漂うハンサムガイだった。それが年齢を経て少々お肉がついた感じだが、それでも男のフェロモンを振りまいている。

チェ・ジンシルやカン・スヨン、そうそうたる女優らを相手に都会派ロマンチックコメディーの主役も似合うが、映画『テロリスト』(95年)のような渋さが全面に出る役から、ドラマ『ロマンス』(98年)のようにダサダサの熱血中年教師、また映画『ホリデー・イン・ソウル』(97年)や『キスしましょうか』(98年)のようにちょっとエロい、小ずるい小市民、『ランナウェイ』(95年)では敏腕刑事でありそうだが実は…とまあ実に幅広い役どころをこなしている。
そう日本でいうと内藤剛志的な役者か。声がまた色っぽいのだ。

時代もの映画『帰天図』(96年)では監督も務めている。
映画にドラマにといろんな場面で様々な顔を見せてくれる気になる俳優なのだ。