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『ベンハー』キャストコンプリートしました!

記事の転載はご遠慮ください

 

9/27日のマチネでようやく

カイ&チェ・ウヒョクという

『ベンハー』において初見同士のペアで見ました。

 

カイの演技への没入感がハンパなかったです。

なんだかこう凄みがあって

復讐に燃えるギラギラ感が3人のベンハーの中で一番強いかも。

でも、体はムキムキですが

顔はげっそり痩せて目がギラギラして、

ちょっと大丈夫ですか~?と思うほど、

登場シーンからして既に顔つきには

苦労した奴隷のような雰囲気が…(^-^;。

 

ラストのイエス・キリストの奇跡を感じるシーンの芝居が

一番わかりやすく伝わってくる演技で

見ていてすごく腑に落ちました。

前は、品が良くてキレイに歌えるけど、

その分なんか物足りないというか、

全体的にインパクトに欠けるなあという印象がありましたけど、

いやあ、やはりこの数年、演劇の舞台も含めて

様々な経験が身になってきているんですね。

 

まだセクシーさには欠けるんですけど、

ベンハーにはセクシーさはそこまで必要ないので

とってもいい感じです。

 

チェ・ウヒョクのメッセラは、

美しい少年のような顔に似合わぬ太く深い声が出るので

相変わらずそのギャップにびっくりします。

戦車競走のところは2人の歌声が一番明瞭に聞こえたペアで、

二人の声のハーモニーがとても心地よかったです。

 

☆パク・ウンテ&パク・ミンソンン ペア

この組み合わせすごく良かったです!

背の高さも年の頃もほぼ同じなので

親友な感じが自然ににじみ出てくるというか

雰囲気がお似合いでしっくりくるんですよね。

最初の久々の再会の場面も

本当に仲良さそうで、微笑ましかったです。

1幕でユダを引っ立てていくところ、

立場上の苦渋の決断というのがよくわかる演技で

去り際に一筋の涙が頬を伝っていました。

これだけでもうメッセラを憎めなくなります。

戦車競走後も、

ユダがメッセラに感じる憐憫の情が

この2人の演技が一番伝わって来てグッときました。

 

ちなみに1幕の引っ立てるところ、

ミン・ウヒョクもツツツーっと涙を流していて

ドキッとします。

ああ、本当はこんな事したくなかったのね~と

見ていて切なくなりますね。

 

チェ・ウヒョクは、

私が見た時は割と逡巡を見せずに

「歯向かう場合は殺してもいい!」と言い放ち

涙は見せませんでしたが、

去り際にベンハー家を見回して、

一瞬すごく切ない表情を浮かべるんです。

かつては共に暮らし久々に足を踏み入れたベンハー家、

こんなことで訪ねることになろうとは…という思いが

伝わってくるやるせなさがありました。

 

個人的な好みでいえば、

メッセラ単体で見たら

ミン・ウヒョクさんが、

やはりガタイもいいし、美丈夫だし、

ローマの軍人にぴったりで、

パッショネートで華があるので

お気に入りです。

 


ユダ・ベンハーは、

カイが

赤い炎のごとく復讐のためにギラギラメラメラという雰囲気を

醸し出しているとしたら

パク・ウンテはなにせ顔立ちが繊細なきれいさなので、

もう少し透明感のある青い炎という感じ。

人の良さというか清涼感があるんですよね。

そしてユ・ジュンサンは根底ではマグマのように

ぐつぐつと煮え立っているんだろうけど

それをぐっとこらえている

成熟した大人の男の雰囲気が漂っている役作りです。

 

それが組み合わせによって化学変化を起こしていくのを見るのが

また楽しいですね。

 

これまでに8回見ましたが、

見れば見るほど面白く感じられてきますね。

 

 

10月20日~のミュージカルツアーで見るのは

21日マチネの『ベンハー』で

ユ・ジュンサンとミン・ウヒョクペアの回です。

 

今回のミュージカルツアーは

話題の創作作品大劇場の『ベンハー』と、

名作の誉れ高い中劇場の『女神さまが見ている』、

そして韓国の人気ミュージカル作品の楽曲を集めた

ガラコンサート観覧という

ミュージカルの様々な魅力が堪能できる内容になっています。

特に『女神様が見ている』は両席の入手が難しい

BTOBソ・ウングァンが出演する回の日程なので

ソ・ウングァンファンの方にはお勧めです。

 

22日の『女神さまが見ている』のみのオプション参加もできますよ。

ツアーの詳細はこちらです。

 

関連記事:「田代親世解説付きどっぷりミュージカルツアー」に行ってきました!

 

2017年10月6日執筆