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ソン・スンホン 釘付けになる美青年

2009年1月発行「恋する韓流」(朝日新聞出版より) ※記事の転載はご遠慮ください

数々の韓流美男子を見てきたけれど、パッと目が釘付けになる美男といえば、やはりソン・スンホンだ。
いまや正統派美男子として日本でも大人気。
兵役から戻って、その男っぷりもさらに上がったが、初めて会ったときから、その紅顔の美青年ぶりは目を引いた。
最初にソン・スンホンを間近で見たのは、2004年2月のイ・ビョンホンのファンイベントに、彼がゲスト出演したときだった。
日本からソウルに駆けつけた生粋のイ・ビョンホンファン350人の前に登場したのだが、あまりの清潔な美しさに、会場は、思わず、われを忘れて「キャーッ!」となった。
次の瞬間、「あっ、私たちイ・ビョンホンのファンだった……」と思い出したのか、声をあげすぎちゃったかしら……という空気が漂ったのがおかしかったけれど、でもそれほど美しかったのだ。
そのとき、「僕もいつかこのようなファンイベントが開けたら、うれしいです」と語っていたのだが、それがその年の六月に済州島で実現した。

 

単独で、日本のファンの前に登場するのは正式には初めてだっただけに、期待や緊張もあったのだろう。始まる前には大きく深呼吸していたし、直前にトイレにも行っていて、開演が少し遅れたくらいだ。
お客さんも待ってました、とばかりに熱気も熱い。
そして現れたソン・スンホンの美しいこと。
司会の私も思わずジーッと見入ってしまうほど惚れ惚れする伊達男だ。
清廉、誠実というのを身体で表したような眉目秀麗な好青年だった。


実は本番前に、スンホンのマネージャーから、「アドリブは苦手なので、急に何かやらせるのは絶対にやめて、とにかく台本どおりにやってください」と頼まれた。やっぱり、そのへんは不器用そうだ。でもそれがかえって実直さをかもし出していいんだけど。
そして、直前にご挨拶をしたら、「よろしくお願いします!」と、本当にお願いしますね、という懇願モードで、両手で握手された。
思わず「任せてください!」と胸を叩きたくなったが、そこまでの自信がなかったので、控え目に返事をしたのであった。

 

ところで、台本には「紙飛行機を作って飛ばす」というコーナーがあった。

これは紙にスターへの質問を書いて、それを飛行機にしてステージに飛ばし、スターが拾ったものを読むというものなのだが、一生懸命にファンが書いたものがそのへんに飛んで踏まれてしまうのも気分よくないし、だからといって受けがいいわけでもない。なので、やめませんか? と提案し、それが通ってホッとしていたのだが、

リハーサルでスタッフが飛んできて、「ソン・スンホンが飛行機やりたいそうです!」と言う。「ええっ!」「初めてだから興味あるのかしら…?」と思いながらも結局、飛行機は復活した。
そしてもうひとつびっくりしたのは、急遽、歌手のチョ・ソンモがサプライズゲストで歌うという。これにも「ええっ!」。今朝までそんなことになってなかったのに……。
でもさっきソウルから飛行機に乗ったらしいと聞かされ、「イベントのどの時点になるかわからないけど、とにかく到着したら出てもらうから、よろしく」ということになった。
やはり韓国だ。主催者は呼んでなかったと思うのだが……。
これぞ本当のサプライズゲストだ。でもソン・スンホンとチョ・ソンモは同じ事務所で、本当に仲がいいみたいで、「遊びがてら行くよ!」ってことになったのかもしれない。
あくまでも想像だけど。

 

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