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『青い海の伝説』試写会、シン・ウォンホ登壇スペシャルトーク

※文章・写真の転載はご遠慮ください

先週3月21日、韓国文化院ハンマダンホールで、

『青い海の伝説』の試写会と、

このドラマで詐欺師トリオの末っ子、

天才ハッカーのテオ役で出演している

CROSS GENEのシン・ウォンホさんのトークショーがありました。

 

私は司会を務めたのですが、

いやあ、とっても元気いっぱいの気持ちの良い青年で、

その日はものすごい寒い日でしたが、

なんだか春風が吹き抜けたような、ほのぼのした心地になりました。

 

ウォンホさんは、白シャツにストライプのダボッとしたジャケットで、

春らしいポップないでたちで登場。

これは、ドラマのテオがおしゃれをしたらこんな感じかなというコンセプト

なのだそうです。

でも、着替える前の私服のTシャツ姿も自然で素敵でした。

個人的にはむしろそっちの方がシックで素敵だったかも(汗)。

 

 

そしてびっくりしたのが日本語の流暢さ。

事前に日本語能力はどれくらいなんだろうと思って

彼がDJを務めるラジオを聞いてみましたが、

かなりしゃべれるなとは思っていたのですが、

実際、ステージでもテンポよくスラスラと日本語が出てくるので、

トークしながらつい、彼がネイティブじゃないということを忘れてしまい、

たまに複雑な言葉を使ってしまって、

「それはどういう意味ですか?」と聞き返されて、

そうだった、彼はネイティブじゃないんだった…

とようやく気が付くくらい流暢でした。

 

来日前に、主演のイ・ミンホに

「『青い海の伝説』チームを代表してドラマのPRしてきます」と

報告したら、

「ごはんおごってあげるから一生懸命PRしてきてね」

と言われたそうで、

あの時の表情やってみて~とか、

お気に入りのセリフを今ここで再現してみて~

などなどの無茶ぶりをしても、

『青い海の伝説』のPRのために頑張ってやります!と

言って対応してくれました。

ウォンホさん、

チョン・ジヒョン、イ・ミンホというビッグスターとの共演で

最初足が震えるくらいに緊張したそうです。

最初にあいさつした後、しばらくはもう自分から行けなかったそうですが、

向こうから声をかけてきてくれたとのこと。

チョン・ジヒョンさんはCROSS GENEのことを聞いてきてくれて、

「多分、テオ役の人が歌手だと聞いて調べて音楽も聞いてくれたんだと思います。

優しい人です」

「イ・ミンホさんはゲームの話をしてくれて僕の緊張をほぐしてくれました」

とのこと。

詐欺師トリオでの撮影エピソードを聞いたら、

「緊張している僕の気持ちを察して

毎回、撮影の時は、ミンホさんとイ・ヒジュンさんが僕のことを

ハグしてくれました」

というじゃありませんか、優しい先輩たちですね。

他にも、

SBS演技大賞のベストカップル賞で

『青い海の伝説』からイ・ミンホとチョン・ジヒョンが選ばれたとき、

チョン・ジヒョンは撮影中で不在だったので

同じテーブルに座っていたウォンホさんは、

「ミンホさん一人だな、ジヒョンさんがいたらよかったのにな」と思っていたら

イ・ミンホさんから「一緒に行こう」と言われて。

「え?」ととまどっていたら、

やはり同じテーブルにいたソン・ドンイルさんが

「行こうって言ってるんだから行けばいいんだよ」と背中を押してくれて

それで一緒にステージに上がることになったそう。

「本当にどうすればいいんだって思って、イ・ミンホさんに僕はどうすればいいんですか?って聞いたんです」

そしたら

「ただ立っていればいいんだよ」

というので、流れに任せていたんだそう。

「ミンホさん、一人で出てもいいところを僕を呼んでくれて、画面にたくさん写ったので恩人です」

とちゃんと先輩の気持ちをわかって感謝していました。

それにしてもイ・ミンホ、後輩思いですよね、

さりげない気づかいや優しさが光ります。

ウォンホさん、イ・ヒジュンさんのことは師匠、

イ・ミンホさんのことは兄貴という位置づけだと言ってました。

それもこれもウォンホさんが一生懸命だから

つい手を差し伸べてしまいたくなるんでしょうね。

トークをうかがっていても、居住まいのふしぶしから、

愛される後輩なんだろうなということが伝ってきました。

ところで、『青い海の伝説』は、

朝鮮時代の前世と現代とが

絡み合うファンタジー・ロマンスなので、

「シン君の前世を教えて」というコーナーを設けて

ファンの皆さんからアンケートを寄せてもらいました。

このコーナーがものすごく笑えました!

ファンの皆さんが寄せてくれた答えが面白くて、

バリスタ、美容師以外は、イルカとか犬とか猫とか、動物でした(笑)。

癒しのイメージがあるんでしょうね。

他にユニークな少数意見として、

「沖田総司」

「薄い緑の植物」

「風を包み込むように立つ木の妖精霊」

と、もはや物ですらない~(爆)。

ウォンホさんには、ファンから見たらはかなげな印象なんだなと思いました。

そして秀逸だったのが、

「高い木に登っていたら大きな毒グモが出てきて驚いて落ちて亡くなってしまった残念なターザン」

という、高所恐怖症なのに登山が好きで、でもで虫嫌いだというウォンホさんの特徴をとらえた、詳しいファンならではの回答もあって爆笑でした。

 

 

ここから高所恐怖症の話になって、

『青い海の伝説』1話に出てくる、

ビルの屋上のへりに座って

コンピューターを操るシーンの裏話を教えてくれたのですが、

やはり高所恐怖症だけに、ものすごく大変だったそう。

監督から

「このシーンはテオにとって大事なシーンだから

どうしても撮らなきゃいけないんだ、ごめんね」と言われたので

頑張ってヘリに座ったはいいけれど、

クラクラしてしまって、身体の揺れが止まらなかったんだそうです。

もちろん安全装置は付けているので落ちる心配はないとわかっていても…。

その時監督が、

1時間くらいずっと抱きしめてくれたのだそうです。

そうしたスキンシップのおかげで気持ちが落ち着いて

何とか撮影することができたそうなのですが、

自分のためにずいぶん時間をかけさせてしまったにもかかわらず、

まわりのスタッフも誰一人怒らずに

「頑張れがんばれ!」と励ましてくれたそうで、

ウォンホさん、今振り返ってみても

本当にありがたかったと感謝していました。

そしてちなみに、

ウォンホさんが自分で自分の前世は何だったと思うか?

という問いには、フリップにかわいい仮面ライダーの

イラストを描いてくれて

「この世には消防士さんや警察官や、ヒーローがたくさんいますが、

自分も前世があったらヒーローじゃなかったかなと思います!

そういう意味を込めて仮面ライダーにしてみました」

と答えてくれました。

 

韓国文化院でのトークイベントの後は

スカイツリーのところにある

J:COMワンダースタジオに移動して、

そこでも1話を見ていただいた後にトークを行ったのですが、

ここはステージがないので、すぐ目の前にお客さんという感じ。

ウォンホさんも「うぁ、近い!」とびっくりでした。

 

「一番NGが多かったのは?」という問いには、

「僕の数少ないドラマ経験の中で言いますが、

一番NGが少ない現場でした。

むしろ僕がセリフもほとんどないのに一番多くNG出していました。

ドラマが久しぶりだったので、いろいろ忘れていて、

カメラからはみ出てしまってたんですよね。

よく監督から「テオ、画面に入ってないよ、中に入って」って注意されました。」

とのこと。

こちらでは前世トークがない代わりに

事前に募集したファンの皆さんからの質問に答えてくれたのですが、

 

「痴漢が現れたらシン君ならどうやって助けてくれますか?」

という質問に、

テコンドーの高段者らしく、蹴り上げの動作をしようとしたけど、

衣装のズボンが引っかかるとのことで、

じゃあ、と、ボクシングも習ってるからと

シャドーボクシングをやって見せてくれたり、

こちらの会場でも体を張ってやって見せてくれました。

 

「役者も脚本家も演出家もスターが揃ったすごい作品。そんな作品に自分が出られたことがまだ信じられないほど」とドラマの見どころを熱く語り、

「おかげで、僕、韓国で最近好調です!」って笑顔で言ってました。

シン・ウォンホさんは毎週火曜日Fm yokohamaで

「SHIN君の夜のチューすDAY!」をレギュラーでやってますし、

4月14日東京国際フォーラムCでCROSS GENEの単独ライブ開催予定だそうです。

若いっていいな、輝いてるねって感じ。

全力でトークしてくれて、

その一生懸命さが高校生のようでした。

これ褒めてます(笑)!

 

しかもどのエピソードも具体的だし

心あたたまる良い話で聞いていてほっこりしました!

 

終わったあとご丁寧にあいさつに来てくれて、

「僕、自由奔放にしゃべってしまったからやりづらかったでしょ、すみませんでした」

と言うので、

「いえいえとんでもない、おかげで楽しいトークになって会場は大盛り上がりでしたもの、

ありがとうございました」

とお答えしましたが、

本当にとても礼儀正しい方で、大好感を持ちました。

 

イ・ミンホ、チョン・ジヒョン主演で、

シン・ウォンホさんが詐欺師の一員を演じる『青い海の伝説』は

3/29~衛星劇場で日本初放送スタート。

1,2話の再放送は 4/4(火) 午後1:30~、2:45~ です!

 

※写真提供:衛星劇場

(2017年3月30日執筆)