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ロマンス時代劇ドラマ『王は愛する』撮影現場レポート ①

1月20日~22日、済州島で行われた、シワン、ユナ主演のドラマ『王は愛する』

の日本マスコミ向け撮影現場公開とインタビュー取材に参加してきました。

済州島は温かいイメージがありましたが、済州の空港に着くなり雪でした。

シワンが『ミセン‐未生‐』以来の韓国ドラマ出演となる今作は、同名の人気小説が原作。高麗時代を舞台に、熱い欲望と野心を抱き強い征服欲を隠し持つ魅惑的な美しさの世子ワン・ウォン(のちの忠宣王)と、彼の幼なじみの王族でウォンの護衛武士でもあるワン・リン、そしてその美貌で二人の男を破滅へと導く高麗のスカーレット・オハラ的な美少女ワン・サンという3人の愛と葛藤を中心に繰り広げられていくロマンス時代劇です。

原作の小説は、歴史とフィクションを行き来する見ごたえあるストーリー展開と、新鮮な“ブロマンス”、フレッシュで魅力溢れるキャラクター設定が人気を呼び、読者の間でドラマ化を熱望する声が殺到した作品だそうです。
制作会社から頂いたストーリー説明は以下です。

==『王は愛する』ストーリー紹介==
父は高麗の王であり、母は元の国の皇帝の娘。生まれてすぐに強大な権力を約束されたこ の男の名は、ワン・ウォン(王謜)。高麗で最初の混血王、チュンソンワン(忠宣王)である。 彼は美しい容姿、聡明で大胆、巧みな弁で多くの人々を魅了する。しかし、善良に見える彼 の心根は、征服欲で満ち溢れていた。
狩りと酒色に溺れる父、夫からの求愛を得ることができない不満から、人に怒りをぶつけ、 贅を尽くすことで心を満たそうとする母。今のウォンにとって、全てを変えなくてはいけな かった。
そんなウォンのそばで、彼を見守る男がいる。王族でありウォンの護衛武士であるワン・リ ン(王潾)だ。10歳の頃から、二人はいつも一緒で、同じ夢を抱く親友でもあった。リンは ウォンに忠誠を誓い、親以上の献身と愛を捧げ、深い信頼関係を築いていた。ウォンにとっ てリンは同じ夢を語る同志であり、心を分かち合うことができる唯一の家族で、友達以上の 存在だった。
そんなある日、ウォンはリンと共に困窮した百姓の事情を知ろうと、密かに町へと繰り出す。 二人はそこで、一人の少女と運命的な出会いをする。その少女とは、高麗の王族であり、 大商人ヨン・インベク(寧仁伯)の娘ワン・サン。父が反世子派であることなど包み隠さず話 す彼女の飾らない性格にウォンとリンは感心し、やがて三人は友達になる。しかし、これが すべての悲劇の始まりだった。サンの美貌がやがてウォンとリンの心を惑わし、二人の固 い絆がサンによって揺らぎ始める。
ウォンはサンに恋愛感情を抱くようになるが、サンは姻戚関係にあたる為、結婚出来ない ことを知る。悲しい運命に翻弄され、もがき苦しむウォン。さらには、自分だけを見ていると 信じていたリンもサンに好意があることに気づき、ウォンは親友のリンに対し、冷酷な感情 がこみ上げてくるようになる。
サンとリンを同時に愛したいウォンの欲望が、三人の友情を破壊し、運命の歯車は思わぬ 方向へと動き出す。

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というあらすじを読むにつけ、
ブロマンスカップルと美しい一人の女性の間で繰り広げられる破格的なトライアングル・ロマンスが、『王は愛する』で最も興味深いポイントになりそうですね。
今回、監督と脚本家にも話を聞いて、ドラマは、その人気原作小説をもとに、大胆に脚色を施して、よりドラマチックな魅力を放つようになっているということで、面白そうな予感がビシビシと伝わって来ました!
『王は愛する』は完全事前制作で、7月ごろMBCで放送予定とのこと。
昨年12月から子役たちの撮影が始まり、シワンやユナらの主要キャストの撮影は1月17日から始まったばかり。
我ら日本の取材陣はちょうど2話の撮影が行われている現場におじゃましました。

まだ始まったばかりで余裕があるので、20日には脚本家の先生が主催の食事会が開かれて、スタッフキャストが撮影を早めに切り上げ、全員焼き肉屋に集合して交流を図っていました。我ら取材陣もそのお店の片隅で、皆さんのお邪魔にならないように食事をしましたが、遠目でもシワンが共演者や監督、脚本家たちと熱く語っている様子がうかがえました。

20日から雪もようでしたが、撮影現場見学が行われた22日も雪。

(※事前制作ドラマなので、露出できる写真に限りがあります。ご了承ください)

(↑今回は韓国の現場では珍しい女性のカメラ監督。愛と葛藤が交錯するこのドラマで、俳優たちの繊細な感情演技をとらえてくれる手腕に期待が集まります)

小雪になったかなと思ったらまた降ってくるという断続的な雪降りの光景の中、韓国館の庭でゲートボールのような玉打ちをしていてユナがシワンの胸ぐらをつかんで突っかかっていくシーンが撮られていました。

木に向かって打ち付けるのでユナがシワンに逆壁ドン状態(笑)。シワンは突然のことに「なんだこいつ」とでもいうようなきつい顔をするシーン。

目線の位置から撮った後はクレーンを使って上から撮るという具合に同じ場面を角度を変えて何度か撮影する。とにかく寒いので、シワンはカメラが回る直前まで手をポケットに入れていましたが、自分の胸倉をつかんでいるユナの手が冷たそうだったのに気が付いて、その手の上に自分の手を重ねて温めてあげていました。なんて優しい~、もうそこからして胸キュンを誘う韓国ドラマの男子みたいです。
しかし、ここでユナに話かけていた言葉をあとでインタビューの時に聞いてみたところ、

シワン「寒いから早く終わらせよう! 集中!」って言ったら
ユナもパッとわかって「OK!」と。
――シワンさん木に打ち付けられて痛そうでしたけど・・・
シワン「痛くても早く終わる方がいい!」って言ってたんですよ(爆)

だそう。シリアスなシーンの裏にはこんな会話があったとは(笑)

そうこうしているうちにお昼の時間に。
ランチタイムは日本のようなお弁当ではなく、ケータリングが来ていて、自分でお皿を持って並ぶとケータリングスタッフがおかずやご飯をよそってくれました。温かいキムチチゲの汁物も欠かせなく。このご飯はスタッフキャスト共通なんでしょうね。
我らがお昼を食べにケータリングに出向くと、ちょうどすれ違ったシワンが、「たくさん食べてください~」と声をかけてくれました。

そんなお昼時、俳優たちが各自のお昼の時間を調節しながら一人づつ順番にインタビューに答えてくれました。

 

続きは、
『王は愛する』撮影現場リポート②
ワン・ウォン(のちの忠宣王)役のイム・シワンインタビュー へ

2017.2.19執筆