映画解説

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タイトル ラブストーリー
韓国公開年 2003年
出演者 ソン・イェジン チョ・スンウ イ・ギウ チョ・インソン
監督 クァク・ジェヨン

【 映画紹介 】

『ラブストーリー』は、古風な初恋の一途な思いを情感たっぷりに描いた珠玉のラブストーリーです。

演劇部の先輩(チョ・インソン)に片思いしている女子大生のジヘ(ソン・イェジン)がある日発見した母親の日記とラブレターの数々。そこには30数年前の切ないまでの母の初恋が綴られていました。母の時代のクラシックな恋が、現代を生きる娘の片思いにも不思議な力を与えてくれ、母と娘の恋が不思議な縁で結ばれるという一種ファンタジックな恋物語です。

どこか不恰好だけれど、キラキラ光る宝物のような気持ちが作品中に満ちていて、人を好きになる気持ちというのはこんなにも心弾んで、楽しくて、切ないものだったということを思い出させてくれます。

日本でも大ヒットした『僕の彼女を紹介します』と『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督の脚本・監督作品。温かくてじわーっと思いがあふれる作風は健在で、物語には素敵な偶然が待ち受けていて、見終わって心地よい余韻が胸に広がります。

主演は『四月の雪』『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジン。母親と娘の二役を演じています。60年代の恋人に『マラソン』『H』などの演技派俳優チョ・スンウ、現代の片思いの相手には『バリでの出来事』『ピアノ』などのチョ・インソンが扮しています。

胸の奥がキューンとなり、美しい涙を流させてくれる珠玉の一本。‘相手を思うひたむきさ’にあふれていて、人を愛する思いを信じたいあなたに、きっと忘れられない感動を残してくれるはずです。

 

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tashiro

1960年代の母の初恋と現代の娘の初恋を結ぶ、2世代にわたる愛の奇跡を描いていますが、クァク・ジェヨン監督の作品にはいつも共通して‘縁’‘素敵な偶然’を信じる幸せな気持ちを味あわせてくれます。
劇中で詩が効果的に引用され、ロマンチックなセリフをしゃべり、主人公二人だけのきらめくような忘れられない思い出があるというところなどは、『冬のソナタ』にも通じますので、『冬のソナタ』が好きな人にはたまらない世界だったのではないでしょうか。